吹きガラス作家 山田あゆみさんの作品には
植物の時間を止める不思議な力があります。
3週間前に活けた薔薇も ご覧の通り 時間を止める事にしたみたい。
強い西日のあたる 過酷な場所でも 美しさを保ち続けています。
この写真を撮る時、『この世の花ではない』と思わせる不思議な感覚がありました。
庭に咲いている薔薇とは違う。
私の知らない場所に咲いている薔薇。
そんな感覚です。
あゆみさんの作品は リサイクルガラスを使っているとの事なので
再生を願うモノからのささやかな贈り物なのでは?と私は勝手に思っています。
あゆみさん自身も時間を止めてしまったような美しさと、
柔らかな物腰と、不思議な空気感を持った作家さんです。
再生されるガラスと あゆみさんの持つ空気の2つが感応し
このように 美しく不思議な力を持った作品を生み出しているのでしょう。
そんな あゆみさんから センスの良い葉書が届きました。
明日から 吹きガラスの作品展が行われるそうです。
山田 あゆみ 展
「雨の中で」
2011.6.1.(wed)-6.10(fri)
aterier brahma アトリエブラフマ
〒420-0839
静岡市葵区鷹匠2-26-5 静岡ハイツ403
「雨の中で」
この単語好きです。
雨は 『ここから始まる希望の粒』ですから。
あゆみさん 空気を吸いに行かせてもらいますねー