よく本を読みます🙂
種類は色々、文庫から新書から自己啓発から何でも、読みたいなと思ったものを😌
最近、読み終えた本。
『罪と罰』の、上下巻🍀
見た目から察していただければですが、古本です。名著なんで色々リメイクしたのとか漫画もあったりするんですが、ホントに初期の頃のを読みたくてw
今ある文庫と表現が異なるのが物凄く面白かったですね。一人の人物の会話が長い長いwww下手したら一人の会話だけで3.4ページいくんじゃないかって位w一人で喋って一人で納得して一人で永遠とw演説かな?的なw
人物周辺の景色とか環境とか雰囲気の表現よりは、一人の人間の気持ちや感情の行ったり来たりとか、どうしたらいいか分からないような複雑な感情とか、そういうのが沢山描写されてたと思いました。
読んでるこっちが、ああ確かにね、そう思うと嫌だよね、ああ、でもね、うん、もう言ってしまえよーー!!wwwって思ったりw逃げちまえよー!!って思ったり🤣
本来の人間のあるべき気持ちなのかなって思います。最近はタイパやら略語やらの短縮形。そして、『つまりこうだよね』って要点を直ぐに求めたがる結論急ぎ型w
でも、もっと考えて悩んで堂々巡りすることは無駄な時間なようで無駄では無いと思います😊重大だからこそ、人は、長く考えますから。
罪と罰は、冒した罪に対する罰を直に受けて苦しめって意味じゃなくて、人は、冒した罪に対しての罰を受けることで救われるっていう教訓の本です。
主人公は罪を冒した罰から逃れるために、めちゃくちゃ苦しい思いをするのですが、罰を受けた時よりも罪を認めないで居たときのほうが遥かに苦しい思いをしていました。
日常生活の中でも、失敗を隠しているときって何となくずっとモヤモヤしているけど、正直に話した後って怒られても何かスッキリするっていう。大きな間違いであるほど言い難くて長く悩む、まさにそれが、罰の時間なんだよね……と思いました。
面白かったです!
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