11月20日、のんさんが主演する映画『私にふさわしいホテル』の完成披露上映会に行ってきました。
一般公開の１か月以上も前に開かれるこの上映会のチケットを、僕は幸運にも手に入れることができたのです。
開始前のスクリーンをパチリ
上映前に舞台挨拶があって、これがとっても楽しかったです。
登壇したのは、のんさん、田中圭さん、滝藤賢一さん、高石あかりさん、そして堤幸彦監督、原作者の柚木麻子の皆さんです。
以下に貼った舞台挨拶の写真は、NB Press Onlineさんの配信動画から頂きました。
NB Press Onlineさんの記事と動画はこちらから見ることができます。
挨拶の様子は上の記事の中に詳しく書かれていますが、、特に僕のお気に入りのトークを抜粋すると・・・
主人公を演じてどのような印象でしたか？ という質問に、
のん：「不遇の状況に置かれても屈強に立ち向かっていくところがおもしろくもありかっこよくもあり。私のやって来た役の中で一番性格が悪いと思う。それがすごく気持ちよかった。」
のんさん、とっても楽しそうに話していました。
田中圭さんは、
監督からの無茶振りで、のんさんの長台詞が決まった時にはスタッフから拍手が起こった
というエピソードを紹介してくれました。
嫌な奴だけど憎めないキャラをどう演じられた？ と聞かれた滝藤さん、
滝藤：「十分嫌な奴なのに、のんちゃんの役が凄まじかったので、（自分が）可愛く見えてしまう」とのんさんの快演（怪演？）を絶賛。
滝藤さんは、３回目の共演になるのんさんの印象について、
「あまちゃんの時から変わらない、産まれたばかりの汚れなき目が、この歳になって変わらないんだなって驚きました。」
言われたのんさんは、恥ずかしそうに（いや、得意そうに？）目をキョロキョロ。
映画のテーマ「下剋上」に因んだ、「下剋上してやったぞエピソード」では、
のん：「性格悪い役をずっとやりたくて、でも誰も気づいてくれないなって。やっと来たか、という感じで下剋上しました。これから悪い役で天下取っていきます。」
この天下取り宣言は、会場を大いに沸かせていました。
あと、記事にはなっていませんが、面白かったトークを２つ。、
１つは、
明治大学による山の上ホテル継承について聞かれた柚木先生が、
「買ってくれたのが、ソニーじゃなくてよかった。」と本音をポロリ。
これが、大人の事情に触れてしまったらしく、
「え？ あっ使えない？」と慌てる先生と、笑いをこらえきれない、のんさんと滝藤さんの姿がこちら
２つめは、
実生活で仕返しすることはあるかと聞かれて、のんさんは、
「あります。声をファルセット（裏声の一種）にして言い返すと、相手に伝わらずに言うことができます。その技術を日々高めています。誰も傷つかない。自分だけが満足できます。お勧めです。」
しかし、誰にも理解してもらえず、懸命に訴えるれば訴えるほど変な空気になっていくのが可笑しかったです。
さて、舞台挨拶のあとは、いよいよ映画の上映開始なのですが、ここまで長くなってしまったので、映画の印象はまた後日。
長文にお付き合いいただいてありがとうございました。
予告編は、
映画の公式サイトは、
https://watahote-movie.com/
12月27日、全国公開されます。
