sweetmagicのブログ

写真付きで日記や趣味のライブ参戦、芸術鑑賞、映画鑑賞、ピアノのレッスンなどをのんびり書こうと思います。

『ヴェルサイユの宮廷庭師』

2015-10-23 00:00:01 | 映画、DVD
1682年フランス。国王のルイ14世(アラン・リックマン)は、国の栄華を
象徴するヴェルサイユ宮殿の増改築を計画する。
国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートル(マティアス・スーナールツ)は、
庭園の建設をまかされている。庭園の設計にサビーヌ(ケイト・ウィンスレット)
という無名の女性庭師が企画書を持って面接に訪れる。
自由な発想で仕事に臨む彼女と伝統と秩序を大切にしてきたアンドレは
一旦はサビーヌを採用しなかった。しかし、自由な精神で庭と向き合う彼女に
興味を持ち、野外舞踏場「舞踏の間」の設計を任せる。
事あるごとに衝突してしまうがその後、徐々に彼女の唯一無二であるセンスを認め、
彼女の魅力にひかれていく。



水のないところに水を引き、噴水を作り、男性社会だった時代に男性の職人を
使うのは大変だったと思います。そんな中にも上司や同僚に恵まれ彼女の才能も
あって成功させるのです。

最も位の高かった上司である王のセリフ
「人間の作る庭園が神が人間を置いた「エデンの園」の再現なのだ。」
なるほど想像を現実にするのかしら。



映画の後半で王に初めてご挨拶する場面が素敵でした。

サビーヌは王にちょうどいいころあいに咲いたバラを一輪手渡します。
王はバラを観て「つぼみでもなく、咲きすぎてもいない、ちょうどいい。」
サビーヌはバラはつぼみも咲き進んだあともすべてバラです。それがバラです。
というようなことを言うの。彼女は女性をバラにたとえて表現したのです。
王はサビーヌにそんなバラに対して園芸職人としてどうするべきかと尋ねます。
愛情を持って接する。そうすればまた次にもきっとみごとな花を咲かせますと
言うようなことを言っていました。セリフ全部は覚えていません。




野外庭園「舞踏の間」は実際にヴェルサイユ宮殿にあるそうですよ。
そこに水が引き込まれて噴水が出て、音楽が奏でられるシーンは夢のようでした。



見てみたいなぁ。。。

アンドレとサヴィーヌは惹かれあっていました。
サヴィーヌは過去の悲しい記憶から一旦はアンドレとの関係を拒むのですが、
アンドレが離婚を決めて、映画の最後には二人はうまくいくみたいでしたよ。



サヴィーヌ役ケイト・ウィンスレットはタイタニックに出演された女優さんなのですね。
とてもきれいでしたよ。衣装がとてもよく似合っていました。
ちょっとぽっちゃりしているなぁなんて思っていたのですが、この映画の撮影の時
妊娠していたそうです。40歳くらいでしょうか。ほんとうにきれいな方ですね。

フランスに行ってみたいなぁ。
美術館、宮殿、ワイン、美味しいお料理・・・



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