音楽ボランティアSWING奮闘記
No19
出前サロンあそか西松庵!!
午後13時雨のそぼ降る中出発、、近道をするつもりが
昼休みを終わった道路は渋滞していて15分で到着予定が
35分かかってしまう。
もう全員揃っている、大急ぎで機材をおろす。
皆さんで運んでくれる!!
まだ30分前なのにもうお客様も着席されている。
前回より多く来ていただいたようです、何処の施設も
ですが、施設利用者は女性が圧倒的に多い。
何故でしょうか?
男性は引きこもりが多いのでしょうかもっと施設を利用
されて交流を持たれることをお勧めしたい。
さて、今日の参加者は10名何故か人気の
あそかさんです、女声5名男声5名でした。
お客様も先月よりは多くデイサービスのかたが
来て下さったようです!!
5~6人のところでも変わらず演奏していますので
人数は気にしませんが、多いに越したことは有りません!
今月は5月と言うことで「こいのぼり」「鯉のぼり」
皆さんも懐かしそうに歌う、「牧場の朝」確か小4の音楽
教科書にのっていて、爽やかなメロディーに見たことの
無い牧場の情景が目に浮かぶ!!
福島県にある実在の岩瀬牧場がモデルとなったそうです。
支那事変まっ最中の1932年私の生まれる1年前に
出来ています!!
この歌は当時を生きた人たちの
心に潤いを与え、子供心にまだ見ぬ牧場の
緑の広大さに憧れを抱いたことを覚えています!!
牧場の朝
ただ一面に立ちこめた 牧場の朝の霧の海
ポプラ並木のうっすりと 黒い底から 勇ましく
鐘が鳴る鳴る かんかんと
もう起き出した小舎小舎の あたりに高い人の声
霧に包まれ あちこちに 動く羊の幾群の
鈴が鳴る鳴る りんりんと
今さし昇る日の影に 夢からさめた森や山
あかい光に染められた 遠い野末に牧童の
笛が鳴る鳴る ぴいぴいと
歌っている皆さんの顔には自然と笑顔が浮かびます!!
この後は「鐘の鳴る丘」を、この曲も終戦後の混沌とした
時代に戦争孤児たちの収容施設の生活を歌った曲で
ラジオから流れる歌声に耳を傾けたものです。
今日も皆さんと感動を分け合って、
終了後の「良かった!」のお客様の一言が明日への力と
なっています!!