指の製作にとりかかります。今回手首のコンセプトとしては分割なしの一体成形による握り拳ということにしましたので、造形の方法としてポリパテやレジンの塊を用意してそれを掘り込んでゆくことで形を作ってゆくほうが楽であると思われますが、どうも上手く作る自信が無かったため面倒臭い方法ですがいちいちプラ材で部品を組み上げて作ることにしました。
指はウェーブ・Gタンクを、それぞれ段差をつけて接着し、まとめて切断。これを上部正面・下部正面・下部内側の3パターンで左右、合計6部品を作製して先日作った手首の本体に接着します。承知の行為とはいえかなり回りくどくて面倒です。
とりあえず、今回は上部正面が終わりました。
後々の作業になりますが指の隙間には溶かしたパテを流し込んで、より指間の密着感を高めると同時にシリコーン型の負担を減らすため入り込んだエッジを甘くする作業を行います。
手首は出来るだけ有機的にしたいと考えてのことですが、意図的に作業をアバウトにしたため厳密にはきっちり左右対称になりそうもありませんが、この部品に関してのみそれでも良いか…と割り切ることにしました。本来メカものを作るというのはそうした意味でとても妥協点を高くしないとならないため、辛いものがありますね…。
参考のため、既存のキットの手首上半分と比較。
何となくやりたいことが理解していただけるでしょうか?
それにしても…昔はCADなんか無かったわけだから、こうした模型の原型(恐らくは木型)もオール手作業で作られていたわけなのでしょうけど、それ考えるとスゲェ職人技だよな、昔の原型師さんって…。
指はウェーブ・Gタンクを、それぞれ段差をつけて接着し、まとめて切断。これを上部正面・下部正面・下部内側の3パターンで左右、合計6部品を作製して先日作った手首の本体に接着します。承知の行為とはいえかなり回りくどくて面倒です。
とりあえず、今回は上部正面が終わりました。
後々の作業になりますが指の隙間には溶かしたパテを流し込んで、より指間の密着感を高めると同時にシリコーン型の負担を減らすため入り込んだエッジを甘くする作業を行います。
手首は出来るだけ有機的にしたいと考えてのことですが、意図的に作業をアバウトにしたため厳密にはきっちり左右対称になりそうもありませんが、この部品に関してのみそれでも良いか…と割り切ることにしました。本来メカものを作るというのはそうした意味でとても妥協点を高くしないとならないため、辛いものがありますね…。
参考のため、既存のキットの手首上半分と比較。
何となくやりたいことが理解していただけるでしょうか?
それにしても…昔はCADなんか無かったわけだから、こうした模型の原型(恐らくは木型)もオール手作業で作られていたわけなのでしょうけど、それ考えるとスゲェ職人技だよな、昔の原型師さんって…。