【日用品＋】ペンとインク瓶

日用品を「使い果たす」という瞬間には意外にお目にかかる機会はありません。
多くの場合、本来の耐用期限、あるいは有効期限に至る前に壊れてしまうか使う必要がなくなってしまうかのパターンとなるためです。
それでも消耗品の類は使い果たす（使い切る）こともあろうかとは思うのですが、１週間や１年そこらで使い切るような手軽なものであるならいざ知らず、かなり長期間の使用に耐え得る消耗品は案外その寿命の前に使用機会を失うのではないかと思います。
インクも、職業柄結構使用しているのもかかわらず、どんなに早くても３ヶ月、仕事の無いときは２年は持ちこたえてしまいます。
もちろんこれはインクの場合の話、墨汁を使うと意外に減りが早いです。きっと早く乾いてしまうためかもしれません…。

…って、興味の無い人にとってはど～でも良い話はさておき、意識して使い始めてからもう何十本目になるインクの空瓶。ゴミ分別の際にはちゃんと洗ってラベルをはがして出すのがマナーであるわけですが、洗面台が汚れてしまう(インクが細かいキズに浸透してしまう！)のでいつも５～６本溜め込んでから一気に片付けています。

時々思うのですが、インクが瓶単位ではなく量り売りしていて空瓶を持っていくと蛇口か何かからジャ～っと出てきて補充できると便利なのになぁ…とかふと思う今日この頃…
なんじゃ、そのたわ言？


「筆みたいな頭しているけどボクは筆じゃありません！」











漫画も徐々にデジタル化しつつある昨今、どれほどマイノリティー化しても譲れない最後の砦がきっとこの「ペンとインク」なのではないか…と。
だからお願いゼ○ラ様…これ以上ペン先のクオリティーを落とさないで…