SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【フォトストーリー】イプシロンミゼット編・1(2003年12月~2004年8月)

2008-02-06 03:49:38 | Photo-Story
人類社会の破壊を目論むラルヴァとの初の大規模戦闘はベータミゼットと、SWORDを始めとする彼らのパートナーとなる人間達の活躍によって辛くも勝利を収めた。
ラルヴァの勢力は多くの小規模コロニーを失い、P1コロニーなどの大規模なコロニーもまた多くの兵を殲滅され一旦地下深くに撤退せざるを得なくなったのである。
だが一方人間側の損失も大きく、多くのベータミゼットが破壊され、また傷つき倒れていたのだった。
更に彼らにとって深刻な危機がその直後に訪れる。彼らを生み、技術支援を行っていたβ社との連絡が突然途絶え(一説にはβ社に対するディアボロス本社からの圧力がかけられていたとの噂もある)、一切の補給と支援の路を閉ざされてしまったのである。
その余波はベータミゼットのパートナーとなった人間たちにも飛び火する。
多くのベータミゼットはパートナーとの絆を失い、あるいは打ち捨てられその活動を停止し、あるいは怪物化して殺戮と破壊に走るようになっていく。
無論そうした状況下にあっても揺るぎないパートナーシップを保ったベータミゼットもいたのであるが、彼らを取り巻く環境もまた次第に過酷なものに変わっていったのである。

そしてまるでその時を待っていたかのように世界では再び奇怪な事件が頻発するようになっていた…。

連続誘拐事件やそれに呼応するかのように出没する小型の怪生物群、正気を失った科学者が送り込む虐殺ロボット軍団による犯罪、原因不明の病原体によって突然怪物化する人間達…そしてラルヴァの残党もまた次なる女王を頂くため再び暗躍を始めていたのだ。

この事態を憂慮したベータミゼット開発陣は、β社の支援無しでの戦力増強を模索していた。そこで予てから傷つき倒れたベータミゼットを修復するために開発され、実験中にあったブランク素体を利用し、新たなるミゼットを誕生させる計画を立案する。

希望の光が閉ざされし時に出現するミゼット…そのコンセプトを「日食(エクリプス)」に喩え、後にそれは『Ε(イプシロン)ミゼット』と命名されることとなる…。

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