SWORD中央ラボ分室

『アストロミゼット』HPブログ出張版
自企画の紹介が主ですが「小サイズ可動フィギュア」の可能性も広く研究しています。

【フォトストーリー】ベータミゼット編・5(2003年7月~2003年9月)

2007-10-07 04:06:37 | Photo-Story
ベータミゼット達が徐々に人間との出会いを果たし、各々のパートナーと活動を開始した頃世界の各地では奇怪な事件が頻発していた。
それは、あるいは原因不明の事故であったり、あるいは人知れず起こる犯人無き殺人事件だったり…そのいずれもに正体不明の小さな怪生物の目撃が伴っているのだという。
その目撃談に登場する怪生物の存在に不審を持ち、秘密裏に各地のエージェントによる調査を行っていたSWORDはついに怪生物の正体を突き止める。…それはローマ神話における悪霊『ラルヴァ』の名を冠した凶暴な生命体…かつてベータミゼットのロールアウト以前にSWORDが総力を挙げて封じた凶悪な怪物の末裔が繁殖したものであったのだ…!

一方、世界各地にそれぞれの女王を頂き、都市の地下深くにコロニーを構えるまでに成長したラルヴァ、その日本最大規模のコロニーである『P1コロニー』は本格的な日本侵略計画を推し進めていた。

侵略と言ってもその目的は極めて原始的且つシンプルで、彼らラルヴァの戦略は無差別な破壊活動とそれによって恐慌状態に陥った人間を狩ってゆくことにある。そして狩られた人間はラルヴァの繁殖の糧として利用されるのである。
ラルヴァはこれを絶対階級制の組織力と物量をもって展開させる。その小さく華奢な身体にもかかわらず、人間の軍事力を遥かに上回る戦闘力を有した彼らがひとたび動けば恐るべき破壊と殺戮が繰り広げられるのであった。
だが、ラルヴァの中で高い知能を有していた幹部階級のラルヴァはやがて妙な事実に気付く、侵略の達成率が計算よりも遥かに下回っているのである。

「…何者か、我らの侵略を阻む存在がいる…?」


程なく彼らはその野望に立ちはだかる存在に遭遇することになる…そう、それは自らのパートナーを、そして人類を守るベータミゼット、そして彼らと行動を共にする人間達であった。

人間のパートナーシップ無くして生きられぬベータミゼットと、人間を襲う凶悪な生命体ラルヴァとの果てしない戦いの幕はこうして切って落とされる…。

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