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今回から本格的に仮称『ロボット』の製造開始です。
基本中の基本のコンセプトとしてまずはミゼットが搭乗(収納)出来なければ意味がありませんので、そのスペースを中心に全てが構成されてゆくことになります。
自然、そのデザインやプロポーションはこの中核となる操縦席に合わせてゆくことになりますので、本来であればその搭乗姿勢や収納スペースの配置等の検討に何十回にも及ぶラフを起こさなければなりません。
今回は幸いなことに、既に以前同一コンセプトから設計された『イズナ』という形としてのプロトタイプが存在するため、設計はまずそこから、「工作の簡略化」や「ロボットとして組みあがった際のプロポーション」を修正してゆく段階から始めることが出来ましたが、それでも6~8枚は設計図面を書き直しています。
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画像(上)は『イズナ』をコックピットに見立てて(…というよりも元々この形が出来るようにデザインしたわけだが)配置した側面図。
画像(下)が今回新たに製作したコックピットの側面図である。
見た通り着座姿勢の角度が異なり、『イズナ』の方はやや前のめりで脚を下方にたたむ形で搭乗し、後者の新コックピットは脚を前方向に収めることでややリクライニング気味に搭乗する。
設計上ではこれを外装で囲むことでロボットの胸部(さすがに、ここ以外にフィギュアを収納する場所が無い!)を構成することになるのだが、イズナの方がよりスリムで胸板の薄いプロポーションに仕上げることが出来るのに対し、新コックピットの方は脚のスペースの分胸部の形状がどうしても前方に突き出した形状となる事が避けられない。
デザイン上の話をすると、胸部が前に突き出るとどうしてもプロポーションが「リアルロボット系」に傾いてしまうため、ここら辺は今後何とかして修正してゆきたいところであるが、一方でこの形状にメリットもある。
イズナの方では腰部の接続方法を5㎜凸ジョイントによる1軸の接続を想定しているため可動方向が横スイングに限られてしまうのに対し、新コックピットでは共通のジョイントを仕込むスペースが確保できているため、(ある程度ではあるが)仰角を始めフレキシブルな角度を付ける事が可能である上、縦方向のダウンサイジングが実現している。この腰の可動ギミックをイズナ側に求めると、完成したロボットはかなり胴長のプロポーションになるか、一回り以上のサイズ巨大化はどうしても避けられないのです。
そういった面も熟考して新コックピットの形状となったわけであるが、今後作業と平行してコックピットの配置とプロポーションとの擦り合わせ作業を行ってゆくことになります。
ちゃんと腰の括れたプロポーションにしたいですねぇ…。
基本中の基本のコンセプトとしてまずはミゼットが搭乗(収納)出来なければ意味がありませんので、そのスペースを中心に全てが構成されてゆくことになります。
自然、そのデザインやプロポーションはこの中核となる操縦席に合わせてゆくことになりますので、本来であればその搭乗姿勢や収納スペースの配置等の検討に何十回にも及ぶラフを起こさなければなりません。
今回は幸いなことに、既に以前同一コンセプトから設計された『イズナ』という形としてのプロトタイプが存在するため、設計はまずそこから、「工作の簡略化」や「ロボットとして組みあがった際のプロポーション」を修正してゆく段階から始めることが出来ましたが、それでも6~8枚は設計図面を書き直しています。
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画像(上)は『イズナ』をコックピットに見立てて(…というよりも元々この形が出来るようにデザインしたわけだが)配置した側面図。
画像(下)が今回新たに製作したコックピットの側面図である。
見た通り着座姿勢の角度が異なり、『イズナ』の方はやや前のめりで脚を下方にたたむ形で搭乗し、後者の新コックピットは脚を前方向に収めることでややリクライニング気味に搭乗する。
設計上ではこれを外装で囲むことでロボットの胸部(さすがに、ここ以外にフィギュアを収納する場所が無い!)を構成することになるのだが、イズナの方がよりスリムで胸板の薄いプロポーションに仕上げることが出来るのに対し、新コックピットの方は脚のスペースの分胸部の形状がどうしても前方に突き出した形状となる事が避けられない。
デザイン上の話をすると、胸部が前に突き出るとどうしてもプロポーションが「リアルロボット系」に傾いてしまうため、ここら辺は今後何とかして修正してゆきたいところであるが、一方でこの形状にメリットもある。
イズナの方では腰部の接続方法を5㎜凸ジョイントによる1軸の接続を想定しているため可動方向が横スイングに限られてしまうのに対し、新コックピットでは共通のジョイントを仕込むスペースが確保できているため、(ある程度ではあるが)仰角を始めフレキシブルな角度を付ける事が可能である上、縦方向のダウンサイジングが実現している。この腰の可動ギミックをイズナ側に求めると、完成したロボットはかなり胴長のプロポーションになるか、一回り以上のサイズ巨大化はどうしても避けられないのです。
そういった面も熟考して新コックピットの形状となったわけであるが、今後作業と平行してコックピットの配置とプロポーションとの擦り合わせ作業を行ってゆくことになります。
ちゃんと腰の括れたプロポーションにしたいですねぇ…。