豆日記

小豆原一朗の日記

顔のタイプ

2010年06月21日 | 豆日記
って毎年変わりませんか?
ってゆうか毎月変わりませんか?
これって僕だけでしょうか。
もしかして僕は浮気ものでしょうか…。

思えば、中学時代。
「広末なんてどこがいいの?普通じゃん」なんて周囲に言ってたけど、
翌年、早稲田大学に入れない自分の頭脳を呪った(のちに広末が中退するとも知らずに)。

TVに整形顔がはびこってる世の中様。
パッチリお目々とスーッと通った鼻が多すぎる。
一度やると歯止めが利かないのか過剰にやって残念なことになってる人も多い。
とにかく、みんな似たような顔を目指しているのがつまらない。

僕の中で「タイプの顔」の定義って大事なようであやふやなもんだ。

youtubeとかで昔の映像見ると、「え?こんな顔でよく主役はれるな!」ってのがよくある。
みんながみんな「良い」って顔は時と共に変わるもんだと思う。
裏を返せばみんながみんな「良い」って顔は飽きられやすい。
でも、逆にみんなには分からないけど、自分にしか分からない良いものは愛情が深かったりする。
それは口では容易に説明できない何かがあるのだ。
口では説明できない何か。
それに僕らはひかれる。

街を歩けば、美女と野獣、美男と野獣(すごく失礼な響きだな)はわんさかいる。
街を歩かないでも、身の回りにいるはずだ。
美人じゃないけど、「何かひかれる」みたいな人が(もちろん美人でもいるけど)。
この魅力は所詮計算されただけの整形手術では生み出せない。
この良さが分からなくなった時、僕らの価値観は平均的なつまんないもんになる。

あなたの顔を愛する人は世界のどこかに必ずいると思う。
TVのアイドル達は自覚してるのかな。
整形で顔を削る時、誰かにとっての大事な何かも削ってるってことを。
多数の「良さ」なんかコロコロ変わる浮気ものだ。
少数にしか分からない「良さ」
それは時を超えるくらい強い思いだよ。

というわけで、多数の薄っぺらいエールよりも少数の熱いエールが続くよう僕もがんばろうと思う日々です。

おすすめBGM① ミドリカワ書房“顔”
おすすめBGM② ミドリカワ書房“心”

まめ

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