豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&野球

2023年03月30日 | 豆日記

この季節といえば新生活。
この年になると何かを始めるよりも、改善の方が多い。
つまりブラッシュアップライフするため、徳を積…いや、修理してる。
部屋のやぶれた網戸を直したり、割れたガラスを直したり、
かと思えば、急に自転車パンクしたり。
忙しい。

そんな中、クオーツ星3周年イベントも終了しました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。
周年グッズがまだ残ってるので、今年中に各地で売り切らねば。
以下、ライブスケジュールです。

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●3/31(金)郡山PEAK ACTION※20:50出演
「Life is tour 25」
ハシグチカナデリヤ
クオーツ星
アベマンセイ
MANAMI
開場18:30/開演19:00
¥2500(ドリンク代別)
予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/4(火)池袋Adm
「新生活応援コピーバンド大会」
まめしてほしい
ダイロウズ
シロマニヨンズ
The Bowling Stones
三人の星野秀雄
開場18:30/開演19:00
前売2300円/当日2800円
チケット予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/6(木)吉祥寺NEPO BY THE PARK #1
扇愛奈
小豆原一朗(クオーツ星)
魁-KAI-(ALLiCA)
開場19:00/開演19:30
前売2500/当日3000
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/9(日)高円寺一生青春音楽祭「ボイドリ2023」
高円寺HIGH,ShowBoat,CLUB Roots!,pundit'
約45組出演
開場11:00/開演12:00
前売り¥4000当日¥4500(1ドリンク別)
ご予約はこちら

●4/19(水)西永福JAM※20:10出演
JAM PRE.「MAX NIGHT」
内藤重人
町田直隆
小豆原一朗(クオーツ星)
西山小雨
おーたけ@じぇーむず
開場18:30/開演19:00
前売¥2500/当日¥3000
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/20(木)池袋Adm presnets
「新生活応援3man series」
茶封筒
クオーツ星
BINJU
(O.A)SUNdals
開場18:30/開演19:00
前売¥2500+1D/当日¥3000+1D
チケット:プレイガイドe+
バンド予約 toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/22(土)池袋Adm
「横田悠二2nd.Album「YOU HAVE MY WORD」リリースツアー池袋Adm編」
横田悠二BAND 
クオーツ星
ナギサワカリン
Public Under Ground
踊る犬コロ
開場17:30/開演18:00
前売¥2500+1D/当日¥3000+1D
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/24下北沢シェルター
『心臓の騒音』第5弾
ヤジマX(モーモールルギャバン)
クオーツ星
SEMENTOS
鈴木実貴子ズ
18:30/19:00
前売2400円(D別)
ご予約こちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/27(木)豪徳寺Leafroom
黒谷ギューンレコ発企画
「クセェ~から地球がどっかいけ」
黒谷ギューン
川崎テツシ(STANCE PUNKS)
小豆原一朗(クオーツ星)
JULiA MURPHY
開場18:30/開演19:00
2500円(別途2drink代 1000円)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●4/29(土)下北沢DaisyBar
18th Anniversary  Big Time
NEIRRA
クオーツ星
わたあめ坊や
晩年
THE 四十八手’s
LONSTUPID
開場17:00/開演17:30
前売2500円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp
配信視聴Ticket2000円 こちら


●5/23(火)池袋Adm
「Reality Says To Me」 
無限放送47
THE FREE MAN
The quilt
クオーツ星
開場18:30/開演19:00 
前売¥2800+1D/当日¥3300+1D
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5/27(土)名古屋鑪ら場
クオーツ星
おーたけ@じぇーむず(一寸先闇バンド)
ミヤザキナツキ(砂場)
開場18:00/開演18:30
2400円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

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先日、最高潮に盛り上がったWBS。
ツアー中ニュースで知り、メンバーは驚き喜んでいた。
野球を見てると妙な感情に駆られる。

 

小、中学校は野球少年だった。

初めたのはひょんなきっかけで
小学3年の時、母親と近所の野球チーム見学に参加したことから。

場所は僕らの通っていた小学校の校庭。
白いラインが引かれ、4つのベースが置かれ、毎日見てるのに違う場所のように見えた。
ユニフォームを着た9人の野球少年たちが円になり、屈伸運動をはじめた。
円の中には当時よく遊んでいた、こうじ君もいた。照れくさそうにこっちを見て笑ってた。

見学者の僕らはベンチに座りそれを見てるだけだった。
が、その日の僕は「見学者」という立場を理解しておらず、
「こうじ君と遊びたい!」とだけ思っていた。
1人ベンチから立ち上がり、走り出し、チームの円に入り一緒に屈伸運動をはじめた。
周囲がざわつきだす。

9人のユニフォームの中、1人だけ私服で野球をした。
ルールも分かっていなかったし、
グローブやバットさえ持っていなかったので、ただ素手で走ってただけだ。

「そんなにも野球をやりたいのなら、すぐ入ろう」
となり、野球道具を買い揃えてもらった。


そこから毎週土日は朝から夕方まで野球に費やした。
日が暮れるまで友達や親とキャッチボールをしたり、真夜中にバットを素振りした。
娯楽といえば、練習後に買って帰る週刊少年ジャンプくらいだった。

監督やコーチは地域の親御さんがボランティアでやっていた。
6年間務めた監督の息子が中学に上がるタイミングで、監督が変わった。
なぜか、経験知識ゼロのうちの父親が「1年だけ」という期限つきで監督に抜擢された。
指示を出したことは一度もなく、コーチ達が全部やってくれた。
そして、何の因果かこの「幽霊監督」で区大会を優勝した。
6年間、前任の監督が一生懸命チームを育ててくれた上で、最後1年の名義だけで美味しいところ持ってく父。
人生とは皮肉なもんである。

中学になっても野球を続けた。
仲良しのこうじ君が野球を続けたからだ。

中学になると練習はより厳しくなってきた。
友達は休日にテレビゲームなどして遊んでたが、
僕らは練習後、シャワー浴びて、くたばって、休日終了。

チームメイトとはよく冗談も言い合って笑ったし、悔し涙したり、時に喧嘩もした。
そんな信頼し合ってる彼らに対して僕は隠し事があった…

 

 

実は

 

 

野球が

 

 

好き

 

 

 

じゃない

 

僕は野球がやりたくて始めたのではないのだ。
「友達と遊びたいというだけの理由で参加したのだった。
一度乗ったレールから降りるタイミングを失っていた。
その他にも理由は色々あった

 

【僕が野球が好きになれなかった理由ベスト3】

3位 ユニフォームやスパイクを装着するのが面倒

2位 尋常じゃないくらい泥だらけになる

1位 ボールがよく見えてない
(思春期でメガネかけたくなかった)


毎日血の滲むような練習に励んでるチームメイトに絶対このことは言えなかった。
しかし、本格的に打ち込むチームメイトから実力をどんどん離されていった。
(だってボールよく見えてないし)
基礎体力の差もあったけど、「本当に好き」でやってる人には勝てないのだ。
(っていうかボールよく見えてないし)
いつまでも遊び感覚が抜けない僕だけどんどん練習内容がワンランク下の内容に変わっていった。
(そりゃそうだ、ボール見えてないんだもの)

中学の終わりらへんになると、仮病で休みがちにもなっていった。
「今日は行きたくないなー」と思うと、自然と37度くらいの微熱が出てきた。
ストレスで拒食症気味にもなり、食べても吐いたりしてた。
徐々に「好きじゃない」から「苦痛」に変わっていった。

「やめたい」

その一言は最後まで言わず、野球を続けた。
なんとしても、続けた。

自分に負荷をかける

それは、当時の数少ない娯楽、少年ジャンプからの影響でもあった。
悟空や幽助や剣心は恐ろしい強敵が現れてもボロボロの体でも立ち向かうのだった。
自分が死ぬだけじゃなく、地球が滅ぶかもしれないのに。
そして、敵との戦いに向けてひたすら地道に修業をするのだった。

鍛冶屋が鉄を打つようように、
納豆は一度腐らせるように、
クリリンが死んでしまうように、
辛い「負担」が「底力」を引き出すことはある。

負担を楽しむ

そう思えてからは、一種の筋トレみたいなもので、負担をかけて鍛えてたように思う。
一人っ子で甘やかされてた自分にとって、野球はメンタル強化の場となった。


仮病も挟みながらも中学卒業まで野球をやり遂た。

「あの時辛かったけど頑張った」という経験が奮い立たせてくれた。
バイトは長続きする方だし、バンド売れなくても続けてるし。熱湯には強いし。
地味な練習も、曲を生む苦しみも、苦しいレコーディングも、あの時を思うと屁でもない。
なんなら、好きなことやれてる今は贅沢過ぎる。

 

というわけで
先日の名古屋でWBCのニュースを見て、
喜んでいるメンバーを横目に
その日、負荷をかけていた。

雨の中、名古屋の公園で2時間ほど中東の「岩のドーム」に関する難しい本を読んだり、
出番直前にハシグチカナデリヤの曲にラップ作ってみたり、
忙しいのにこんな長文ブログを書いたり…

新生活を送ろうとしている皆さん
負荷をかけてブラッシュアップライフしてみてはどうでしょう。
おススメはしないが

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