みなさん、お元気でしょうか?
僕は、4週間前のブルーハーツコピバンの筋肉痛がやっととれました。体が軽い。
そんな貧弱な肉体ですが、この1年間病気も風邪も骨折もなく元気です。
一昨日、父親が癌の手術を無事終えて、とりあえず一安心。
もう長い間会えてないな。田舎は田舎でいろいろ大変で。
東京は東京で…都知事の暴走が目に余りますねえ。
当たり前に体調の管理をして、活動できる範囲でやりたいことをやる。それだけ。
「どうなるか」よりも「どうするか」
過剰に怯えない。
以下、ライブスケジュールです
●4月30日(金) 名古屋 池下CLUB UPTET ※18:40-19:10出演
H-Official pre. 「JAPAN TOUR 2021~気持ちだけが先走る、春。」
天体3349/小豆原一朗(クオーツ星)/ハシグチカナデリヤ
開場17:30/開演18:00
3000円
●5月1日(土)奈良オーシャンブールバー ※16:50-17:25出演
「JAPAN TOUR 2021~気持ちだけが先走る、春。」
半天体3349/高木芳基(ザ・マスミサイル)/小豆原一朗(クオーツ星)/ハシグチカナデリヤ/魁
- 開場 15:00 / 開演 15:30
ご予約はTIGETにてhttp://tiget.net/events/128824
●5月2日(日)岡山CRAZY MAMA 2nd ROOM ※19:00-19:30出演
「JAPAN TOUR 2021~気持ちだけが先走る、春。」
高木芳基(ザ・マスミサイル)/小豆原一朗(クオーツ星)/ハシグチカナデリヤ/魁/RUBBISH/半天体3349
開場16:00/開演16:30
3,000円
ご予約はTIGETにて https://tiget.net/events/128898
●5月4日(火)島根 出雲APOLLO
H-Official pre. 「JAPAN TOUR 2021~気持ちだけが先走る、春。」
半天体3349/ハシグチカナデリヤ/魁/小豆原一朗(クオーツ星)/セヌマヨシヒロ(THE GOD LIKE CHORD)
開場16:30/開演17:00
●5月6日(木)長崎STUDIO DO! ※18:35-19:05出演
H-Official pre. 「JAPAN TOUR 2021~気持ちだけが先走る、春。」
天体3349/ハシグチカナデリヤ/小豆原一朗(クオーツ星)
開場17:30/開演18:00(時短要請により20時迄)
ご予約はTIGETにて(40名) https://tiget.net/events/130021
(3日間アーカイブあり)
投げ銭:
ツイキャス投げ銭 無し
浅草Goldsounds stores投げ銭 有り
配信視聴URL : https://twitcasting.tv/c:AsakusaGoldSounds
Goldsounds 投げ銭オンラインストア : https://goldsounds.stores.jp
※各アーティスト写真の投げ銭アイコンにて投げ銭お願い致します。
投げ銭頂いた方に各アーティストお礼写真送らせて頂きます。
¥1000/¥3000/¥5000 の投げ銭枠を考えております
『心臓の横の星』リリースしてから約1ヶ月。好評いただいてます。
んが、如何せん、僕ら、しがないバンドマン。
買って欲しい(切実)
というわけで、作者視点からの楽曲解説を。
①「ライフのリズム」
この曲はもう7年前くらいに断片があって。当時、いい曲になりそうだなーってところまできて、上手く作れなかった。
こういう曲は結構あって。何年か経ってから忘れた頃に手をつけたら新しい発想が浮かんでよくなったりする。
去年、緊急事態宣言になって予定されてたライブも飛んで、時間が沢山出来た。
時間があるので、なんとなく過去のDEMO音源を聴いてみる作業を。
そこで掘り起こされたのが「ライフのリズム」(弾き語りデモ)。
ライフのリズム 日々の輪の中 繰り返す君の願いを
ライフのリズム 次の輪の中 翻せ 君は君の中だ
全然うまくいかないけど、絞り出して一歩踏み出したい、今の心境にビビッと響いた。
まだ全然荒削りで音楽的に成立もしてなかったんだけど、この曲はこのタイミングでちゃんと完成させなくちゃ!という気持ちになった。
怪しい音程や歌詞を作り直して、スルーっと完成。ラップ部分、Cメロは1日で出来た。
クオーツ星のメンバーに弾き語りで「ライフのリズム」を聴かせたら、とても食いつきが良かったのを覚えている。
アレンジは結構苦労。ギターの演奏もリフとコードを行き来きしてるし、所々ある「リズムの隙間」…実験音楽みたいだったけど、最終的には心地よいところに着地。
7年越しの完成。このタイミングで完成すべくして完成した楽曲だったのかも。
②「不器用人間」
これは池袋Admのイベント「無菌GIG」から生まれた曲。
「無菌GIG」とは、チケットを買ってくれたお客さんのために曲を作るというイベント。
誰かのために曲作るということや、ましてや1週間で3曲作るということも初めてだった。
オーダーは「まめさんの好きなように」という内容だったけど、この方の簡単な生い立ちを見てたらこの曲が生まれた。
褒められるようなこともない不器用な人間というのは僕も共通で、感情移入して作れた。完成は早かった。
masaruさんが「個人的に大ヒットしました!」と言ってくれた。
所々、コードがC#mとCメジャーにすり替わってるとこがお気に入り。
ジェイコブ・コリアーを意識したんだけど、全然違うものに(大体誰か意識してもそれ通りにならないのが、不器用人間としての常)
③「アルコール濃い目」
これも「無菌GIG」で生まれた曲。「不器用人間」と並行して作った。
「暗い感じの曲」というオーダー。「全然大したことないけどね」とか言って後引いてうじうじしてるような主人公のイメージで作りました(笑)
まあ、購入者さんがそんな人なのかは不明だけど。
ふと、急に暗い気持ちに襲われることがある。朝目を覚ました時とか。
ステイホームでお酒を作って飲みと、ついつい濃いめになって昨日のお酒が抜けなくて「また1日始まるのか…死にたい」とネガティブに襲われる。
ニッタパンが「まめ君の曲の中で一番好き」と言ってくれた。彼は相当ネガティブ思考だからなー(笑)
今回、レコーディングに当たってエンジニアさんに「これはエモーショナル歌謡だよ!」と言われた。なるほど、言い得て妙。
オーダーに沿って1週間で3曲なんて無理だと思ってたけど、こんなにもお気に入りの曲が生まれるなんて。やってみないとわからないもんだ。
④「バスタブのバブル」
「無菌GIG」で味をしめた僕は「ちょっと無理かも、くらいの締め切りを設けると思ってもない力を発揮できる」と気づいた。
去年の11月に毎年恒例の誕生日ワンマンをするにあたって、「2週間で新曲5曲作る」というルールを設けた。これはその中の1曲。
去年は過去最多の曲作りに励んだ僕。自分で自分を癒すように「よーく頑張りました」と、作った曲。
自分の楽しみの中のひとつ「お風呂」
大抵、お湯貯めてお風呂に「ホットタブ」という泡の出るタブレットを入れるんだけど、その時間が至福のひとときで。
それを知ってるお客さんが少し早い誕生日プレゼント、と言ってホットタブをくれた。
その感謝の意味も込めて作曲。
「もっとやれる!」と己を奮い立たせるだけでなく、定期的に自分のことを褒めることも大事だと気づいた37歳目前。
コード進行が所々変な曲ではあるけど、その分、歌詞はストレート。
僕のこねくり回した楽曲ばかり聴いてきたエンジニアさんに「この曲ってなんの比喩が隠されてるの?」と聞かれたのを覚えてる。
歌いはじめて10数年、リラックスして聴ける曲も作れるようになったんです。
⑤「プレゼント」
これも誕生日イベントに向けて作った曲。
酔っ払って録音したサビとギターのリフを広げて作った曲。
歌詞は公園をぶらぶら散歩してバーっと妄想膨らませた。文字数は多いけど、わりとすぐ完成。
レコーディングの時にエンジニアさんが「世界観が共通してるものを感じる」と言って筋肉少女帯「少年、グリグリメガネを拾う」という曲を聴かせてくれた。グリグリメガネをつけたら見えないものが見えるというもの。
全然知らなかったけど、同じ発想の曲があるってのは友達を見つけたみたいで、なんか妙に嬉しかったなあ。
音楽的に解釈が難しいとか、ポップじゃないとか、メンバーは色々と苦労してて、色々と話し合ったのを覚えてる。
僕は実験的な音楽をやりたいわけでも、奇を衒いたいわけでもなく、いつだって自分が思う「J-POP」を作ってる。
ちなみに、この誕生日で作った5曲。他の曲も良いんだよなあ。いつか音源化したい。
んが、まずは今作が売れないとそれも難しいわけで。
何度も書きます。『心臓の横の星』とグッズ共々、よろしくお願いします。