久助あられ

「久助あられ」を知ってますか。

あられの名前か、メーカーの名前かと思いますよね。

地元にあられメーカーがあるのですが、時々売り出しキャンペーンを行います。昨年１１月には、そこで己書の体験会もやってました。

お値打ちに買えるあられが「久助あられ」です。

「久助あられ」は製造過程で少々欠けたりして完全な形でない製品のあられのことです。

もともとの語源は「久助」というちょっと抜けた男の名前だったとか。

完全なもの（人）を十とすると、それに満たないちょい欠けを九とする。

そんなで「久助あられ」となりましたとさ。

もちろんちょい欠けで、味は変わりませんから自宅で食べるには十分です。

種類が豊富でお値打ちなので、我が家の常備おやつです。

入れ歯なのに固いものが好きな夫は、「音がするおやつ」が好きで、ケーキ屋やお饅頭よりも、「久助あられ」と「落花生」が専門です。

「やめられない　とまらない　きゅうすけ　あ・ら・れ」ですって。

私も食べます。私も久助ですから。

昔、よく言われました。

「あなたはしっかりしてて何でもできるように見えるけど、どこか抜けてるんだよねえ。賢いのかバカなのかよく分からないところが面白いんだよね。」

私に面と向かってそういったのは、５歳ほど歳上のバーコード上司。

１０年以上も前のことです。

がりがりタイムを楽しみながら、彼のバーコードは今どうなっているだろうか、にやにやしながら想像しています。