おぼこ地蔵

ひょんなことから、近くにあるお寺に行きました。
長野の善光寺と同じ善光寺東海別院です。

息子たちが小中学生の頃には、ボーイスカウト活動の拠点になっていたのでおなじみのお寺です。
久しぶりに行くとお寺も周りの様子も随分変わっていました。

遠いところからの参拝者も多く、そんなに有名なんだと改めて感心しました。
いつのことか分かりませんが、吉永小百合さんが来ていた写真がありました！
ほんとかいな！

昔はなかったかわいい「おぼこ地蔵」と真新しい「釈迦涅槃像」がありました。



















まだほかにもたくさんのニューお地蔵さまがありました。

梵鐘が超金ピカになり、広大な土地を買い上げたのでしょう。駐車場がものすごく広くなりました。
ボーイスカウトのハウスは食事処になり、お賽銭函があちこちにふえていました。

先代のご住職様が亡くなってからもう何年も経ちましたが、当代のご住職様はなかなかのやり手なようです。
この発展ぶりを見るにつけ、寺社に不景気は無縁に思えます。

昔から高級車が目に付いていました。
寺社においては固定資産税や土地取得税など優遇があるので、クールな目で見ていました。
儲かるんだなあと。

我が家に毎月来てくださるお寺さんは、先代が奥さまとともに教員で兼業をされていました。
当代の住職様は独身で後継者が決まっていません。

こじんまりとしたお寺で、修理が必要となり寄付を余儀なくされました。
時代とともにお寺離れも進み、大変だとは想像がつきます。

現代技術を取り入れどんどん進化ていくお寺と、そうでないお寺と、ここにも格差社会が投影されているのでしょうか。
最近己書でお地蔵様の絵を描いていないし、私へのご利益は期待できそうもありません。