文化の日をはさんで芸術鑑賞です。
3日昨日は、藤原不比等を扱った演劇。


藤原不比等は大化の改新で功をなした中臣鎌足の息子で、天智天皇、天武天皇の時代の人です。
壬申の乱で負けた側に付いたので不遇をかこった人らしいです。
持統天皇に厚遇されて恋人関係にあったみたいです。
昔の人でよくわからないから想像を駆使した演劇に仕上げるのもありというわけです。
語りが多くて難しい内容ではありましたが、友人のおかげで無料で見ることができたのでラッキーでした。
でなければ、当日で5000円のチケットでした。
続いて今日は音楽会。
岐阜市と岐阜県と文化庁協賛でこれも友人の招待で無料。

パイプオルガンがある素晴らしい会場

早くから並んでいい席をゲットすることができました。
有名な合唱曲の作曲家が平和を願って作った曲を東京混成合唱団、児童合唱団団、オーケストラで迫力ある音楽をたっぷり聴くことができました。

指揮者はキーウの交響楽団常任指揮者だった人。
戦争で帰国を余儀なくされ、仲間が今、楽器を銃に持ち替えて戦っていると話してくれました。
ロシアの作詞家が日本の千羽鶴に感銘を受け作った詩にウクライナの作曲家が曲をつけた「鶴」という曲、「ウクライナへの祈り」など平和を希求した曲が心に響きました。
最後は300人の歌い手と演奏家たちが観客を一体になり、ものすごい盛り上がりでした。
生演奏はやっぱり感動!
音楽は世界中の人と心をつなぎます。
どこの国でも銃撃の音ではなく、音楽を聴くことができるようになってほしいものです。
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