京の一枚

京都 御香宮神社・神幸祭 1日~9日


伏見九郷の総鎮守の祭りで、室町時代の風流傘の伝統を今に伝え、「伏見祭」とも「花傘祭」とも呼ばれる洛南の大祭。


花傘は伏見九郷の氏子らが競って風流傘を飾り立てたのが始まりとされています。


氏子町内の花傘や神輿がお祓いを受ける「花傘総参宮」が行われ、毎年約20の町内の氏子たちが直径約3mもの色鮮やかな花傘や神輿を揺らしながら大手筋商店街などを練り歩きます。


神幸祭では、獅子若行列、猿田彦行列、神輿の巡行に、稚児・武者行列を見ることができます。








御香水


当社の名の由来となった清泉で「石井の御香水」として、伏見の七名水の一つで、徳川頼宣、頼房、義直の各公は、 この水を産湯として使われた。


絵馬堂には御香水の霊験説話を画題にした『社頭申曳之図』が懸っている。


明治以降、涸れていたのを昭和五十七年復元 、昭和六十年一月、環境庁(現、環境省)より京の名水の代表として『名水百選』に認定された。










遠州ゆかりの石庭


今から三百五十年ほど前、小堀遠州が伏見奉行に命ぜられた時、 奉行所内に作った庭園の石を戦後移して作ったものである。


小堀遠江守政一が元和九年(一六二三)、伏見奉行に着任すると 、庁舎の新築を命ぜられた。


寛永十一年(一六三四)七月、上洛した三代将軍家光をここに迎えた時、立派な庭園に感心して褒美として5千石加増、 一躍大名に列した。


伏見奉行所の庭園は遠州公にとって出世の糸口でもあった。明治時代以降、陸軍工兵隊、米軍キャンプ場と移り変わり、 昭和三十二年市営住宅地になったのを機に当社に移築した。


庭園の手水鉢には、文明九年(一四七七)の銘があり在銘のものとしては非常に珍しいらしい。 また、後水尾上皇が命名された『ところがらの藤』も移植、その由来碑も建てている。


この庭園は中根金作氏(中根造園研究所長)の作庭にかかる。








御香宮神社は春には桜が楽しめます。


名所とまではいかないかも知れませんが、綺麗な桜が見られます。










■場 所: 御香宮神社


■期 間: ※2022年の花傘総参宮は中止。


詳細サイト(https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=4946)をご確認ください。


2022年10月1日(土)~9日(日)


■時 間: 花傘総参宮:9/30(土)、/7(土)の19時頃~ 、


神輿:最終日の 21時頃~




■アクセス: 近鉄奈良線「桃山御陵前」駅


■お問合せ: 075-611-0559


■詳細ページ:http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/









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