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京の一枚

京都 北野をどり 3月20日(月)~4月2日(日)


[芸妓、舞妓さんのをどり]季節を彩る芸妓・舞妓のをどり


北野をどり




上七軒歌舞会の舞踊公演。


温習会が発展して始まった踊りです。


昭和27年の第1回の開幕日に倣い、平成22年度からは北野天満宮の縁日である25日の開幕となりました。




上七軒の歴史沿革は、古文献記録その他伝説等に依て之を要約すると、文安元年(西1444年)室町幕府武営の頃、北野社殿が一部焼失し、時の将軍、十代足利義植は所司代細川勝元に命じて、社殿の造営をさせました。


その際、社殿御修築の残材を以て、東門前の松原に、七軒の茶店を建て、参詣諸人の休憩所としましたので、人呼んで七軒茶屋と称したのがその由来であります。


その後、天正十五年(西1587年)八月十日、太閣秀吉、北野松原に於て晴天十日間の大茶会を催し「茶の湯熱心のものは、若党町人百姓以下のよらず来座を許す」との布令を発したため、洛中は勿論、洛外の遠近より集まり来る者限りなく、北野付近は時ならず非常の賑わいを呈しました。

その際この七軒茶屋を、豊公の休憩所に充て、名物の御手洗団子を豊公に献じたところ、いたく賞味に預り、その褒美として七軒茶屋に御手洗団子を商うことの特権と、山城一円の法会茶屋株を公許したのが、我国に於けるお茶屋の始まりであると伝えられています。


現在、上七軒花街が、五つ団子の紋章を用いるのは、実にこの名物御手洗団子に由来するものであります。



(歌舞会記)


春のをどり よもやま話あぁ?、しんど。。




期間中は休みなしの1日2~4回の公演が続きます。


舞踊は重いかつらと衣装を身につけて踊っているため、まるでダンベルを持って腹筋をしているようなものです。


1回目の公演はお昼ごろから、最終回は夕方。でもこれで終わりではありません。


1日の公演の後には、芸妓さんたちの本当のお仕事である「お座敷」が待っています。


ほっとできるのは真夜中頃だとか。


本当にお疲れ様です。






地方さん じかたさんと呼んでおくれやす




地方(じかた)さんとは、三味線・笛などの鳴 り物を演奏する人のことです。


地方さんの数は年々減る一方で、鴨川をどりではテープ伴奏を使うまでになっています。


昔はその数も多く、芸が出来上がってい ないと舞台には出られなかった程、修行をつむ厳しい世界だったとか。


今ではほとんどが60代を超えた高齢社会になっているとのことです。




お土産やさかいに…。




どの会場にもお茶席が用意されています。


お菓子がのっているお皿は、堂々とバッグにしまって記念品として頂いて帰りましょう。




祇園に甲と乙が?




祇園甲部というのは祇園の花街を二分したもので、四条通りから南側を「祇園甲部」に対して、北側を「祇園乙部」といいます。


しかしこの呼び名は昔の話で、 戦後は「東」と呼ばれるようになりました。


祇園甲部歌舞練場は、祇園甲部の芸妓さんや舞妓さんの踊りの練習場として建てられたもので、客席はおよそ1,200席ほどあり「都をどり」の会場としても知られています。


1階のいす席が外国人観光客には狭いため、810席から580席に減らしいすを広くし余裕を取るように改装しました。








祇園・うら話




舞妓さんの髪は自毛ですが、芸妓さんになるとカツラでいいのです。


楽屋裏を通ると、カツラをはずした、芸妓さんが携帯電話でお話をしていたり・・・。








昭和27年の第1回の開幕日に倣い、平成22年度からは北野天満宮の縁日である25日の開幕となりました。








■場 所: 上七軒歌舞練場


■期 間: 2023年3月20日(月)~4月2日(日)


■料 金: 入場料:5000円、5500円(お茶席券付)


■アクセス: 市バス50「上七軒」

■お問合せ: 075‐461‐0148


■公式ホームページ :http://www.maiko3.com/




※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。


※写真は全て過去のものです。

















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