毘沙門堂門跡は、京都市山科区にある天台宗の寺院です。
門跡とは皇族やそれに次ぐ貴族が住職を務めてきた寺院のことで、毘沙門堂門跡は天台宗京都五門跡の一つに数えられています。
天台宗の開祖である最澄作と伝わる毘沙門天が本尊になっていることから、毘沙門堂という名が付きました。
山科屈指の紅葉と桜の名所としても人気のスポットです。
中でも宸殿(しんでん)前にある般若桜は、樹齢約150年の名木で張りが約30mもあります。
中でも宸殿(しんでん)前にある般若桜は、樹齢約150年の名木で張りが約30mもあります。
毎年4月上旬には山科毘沙門堂観桜会が行われ、琴の演奏が行われたりお茶席が設置されたりするのでこの頃に合わせて訪れるのもおすすめです。
晩翠園は江戸初期に造られた回遊式庭園です。
心字の裏文字(鏡文字)を象った池には、亀石・鶴石・坐禅石などの名石が配置されています。
紅葉が美しく、秋になると観光客が絶えません。
夏には新緑も楽しめます。
■アクセス
JR山科駅、市営地下鉄山科駅、京阪山科駅下車、徒歩約20分
名神高速、京都東I.C.を出て、山科駅前の旧三条通より北に入る
■拝観料:大人500円・高校生400円・中小学生300円
■拝観時間:8時30分~17時(季節により変動あり)
■住所:京都府都市山科区安朱稲荷山町18
■電話番号:075-581-0328
■公式サイト:http://www.bishamon.or.jp