ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ジェフ・ベック 東京国際フォーラムA公演

2017年01月31日 | 音楽
今月は生活費が厳しく昨年から行くと決めていたジェフ・ベック公演、
ギリギリになってチケット取りました。
座席は二階中央、11列目とステージは結構遠かったです。
まだ後ろの席は空席だらけでしたが。早めに取れば一階で観れたのに。
客層はやはり50歳以上の方が圧倒的に多かったし、私の世代の人も
あまり見なかったですね。ただお洒落な人も結構多かった。
やはり元ギターキッズなオジサン達が中心ですね。

と、ステージは写真のように極めてシンプルです。
遠くて良く見えませんがやはりマーシャルのスタックアンプが
二台並んでおりました。JCM800以前のモノかしら?



定刻から五分遅れてジェフ・ベック登場しました。
今回のジャパンツアーはキーボードレスのバンド、サポートギタリストがおり
全体的にロックな、微妙にハードロックなナンバーとなりました。
メンバーはジェフ以外、サポートギタリスト、女の子のベーシスト、
ドラマー、そして男女一人づつの構成になっております。
顔は遠くて見れないけど、ボーカルの女の子の歌声や
ダンスが可愛いかったです。ベーシストはタルウィルケンフィールド以降
若い女性が続いておりますね。

ブギー的ナンバーからステージスタート。
二曲目に私も5月にプレイしたフリーウェイジャムが
アップテンポでプレイされます。途中でkeyがアップする展開でしたね。
ジェフは何時もの白いジェフ・ベックモデルを数本、
そして意外だったのが結構大きいエフェクターボードが置いてあり
トレモロ、深いテープエコー(かな?)ディレイやリバーブもかかっているように聞こえました。

演奏された曲は私の知らない曲が多かったですね。
新作中心のセットリストのようで。
72歳と歳を重ねても新しいモノを追及するジェフらしいです。
で、私の席はステージ中央なのに目の前に階段の柵があるのと
体調がイマイチ&睡眠不足で集中し切れないのが悲しい所。
中盤迄、ノリの良いナンバーが続きます。ジェフは右手を器用に使い
フィンガーピッキングで衰えないリードギターを弾きます。

そして中盤で人気曲である鳴きのインストの代表曲
「哀しみの恋人達」が演奏されました。

サポートギタリストのリズムワーク、ジェフとの掛け合いリードソロ、
良い仕事をしていました。
カッティングなんかカッコ良かったですね。
ギターは何使っていたのだろう?テレキャス?ストラトも使っていましたね。

途中、機材トラブルがあり曲中に交換したギターの音が
とても小さくなってしまいまして。

私はアルバム「ギターショプ」以降「フーエルス」
「ジェフ」と「エモーション・コモーション」以外は所有していないので
分からない曲が多いのですが
男性、女性ボーカルが何度も入れ替わり立ち代わり
またデュエット等が繰り広げられ
ジェフ・ベックのギターも段々、神がかってきてました。
特に、クリーン、クランチが悦に入っちゃうような極上トーン。

曲は、やはり大ブームだった「ブロウバイブロウ」「ワイヤード」の曲が人気ありますね。
この曲のイントロが奏でられた時は歓声が響きました。

Jeff Beck - Blue Wind


動画でのサポートギタリストはジェニファービトゥンですかね?
このように掛け合いが盛り上がります。

「ベックボレロ」「迷信」、そして新旧入り乱れボーカルも入り
ジェフの完全なギターは素晴らしい、スーパーギタリストのトーン&プレイです。
ロンダスミスのベースプレイも良かったです。

ギターストラップを外し、ギターを置いて、ステージを去ると
当然アンコールの拍手が。

でメンバーが戻ってくると鉄板の「ゴーイングダウン」
隣の女性なんかエアスティックでドラム叩いているノリです。
そしてもう一曲プレイし、再びジェフがギター床に置き
マイクでメンバーを一人一人、結構アバウトに紹介して
ステージを去って行きました。(そういえばMCは無かった)

ただ個人的に・・・もうチト観たかった!!!
体調不良で途中、眠くなってステージに集中出来ない時間が有ったのです。
気温も一月なのに日中、突然20℃に上昇し、そして急激に下がってきた頃です。
会場を後にするお客さん達が興奮して「やっぱ神だよ!すげえトーン!」と
盛り上がっているのですが、私は自分の体調のせいですが、
もうチト観たかった・・・。
プレイされたナンバーから期待は出来ませんでしたが
「スキャッターブレイン」「ナディア」が聴きたかったですね。

フロアで珍しく、お土産で物販に並びました。
キーリングです。


そして特別公演が決まったジャーニーのチケットが売られており
行きたがっていた友人にtelしたら、私の分、
半額持つから買って!と言われ2/7日本武道館公演のチケットを
カードで買いました。(コレでテスタメントの線は消えた・・・・)
プレゼントという事で本日のジェフベックのポスターを貰いました。


会場を出ると、会場に入る前とはうって変わり
冷たい風が吹いていて凄く寒かったです。

と、長年見たかったジェフベックのコンサートが観れました。
まだまだ元気に活動して欲しいですね。
また視たいです。(チケット代は上昇の一途だろうなぁ。)

横浜公演のセットリスト
1.The Revolution Will Be Televised
2.Freeway Jam
3.Lonnie on the Move(Lonnie Mack cover)
4.Live in the Dark
5.Thugs Club
6.You Know You Know(Mahavishnu Orchestra cover)
7.Morning Dew(Bonnie Dobson cover)
8.A Change Is Gonna Come(Sam Cooke cover)
9.Big Block
10.Cause We’ve Ended as Lovers(Syreeta cover)
11.O.I.L. (Can’t Get Enough of That Sticky)
12.Scared for the Children
13.Beck’s Bolero
14.Little Brown Bird(Muddy Waters cover)
15.Rollin’ and Tumblin'(Hambone Willie Newbern cover)
16.Superstition(Stevie Wonder cover)
17.Right Now

Encore:
1.Going Down(Moloch cover)
2.A Day in the Life

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