EXODUS 「BRITISH DISASTER」

久々のスラッシュメタルネタでです。
2ヶ月前に頂いていたのですが、バタバタし過ぎ遅れてしまいました。
(有難うございます)

と、その頃にリリースされたのでしょう、
エクソダスのイギリスでのライブアルバム。
89年という事で時代がグランジ、オルタナティブの流れになる前
まだまだ勢いの有る時期のライブ。
いつでもエクソダスはお祭り騒ぎなライブでオーディエンスもハッピーなのですが
この頃の勢いは若さも有り、ぶっ飛ばしております。

エクソダス、私は何回ライブを観たのか‥。
数えると6回の様なのですが、もっと観た位の感覚。
メタル系で言えばジューダスプリーストの次に多く観ているかな。
(テスタメントも同じ位観ているかも)
ライブは何時も楽しいのです。オールスタンディングだと
殺気立つ！という感じでは無く皆が笑顔になるライブですね。

89年なので3枚目のスタジオアルバム「ファビュラスデザスター」が
リリースされ、そのツアー。
私がエクソダス聴いたのはこの作品から。90年にCD借り
そのまま持ち主が行方不明になり自分のモノと化している。
このアルバム一曲目からぶっ飛ばしております。
エクソダスのスタジオ作品で一曲目にチト異色？な感じの曲を
収録する事が有る様な気がする(個人的な感想、最新の「ペルソナノングラータ」)

「ベイエリアクランチ」の始祖エクソダス。
そのザクザクリズムギターがカッコ良い。
リーダーのゲイリーホルトのギター相方はリックヒューノルト
私、リーアルタスが就任してからしか観ていないのですが
ゲイリーがスレーヤーツアーで不在の時、サポートでリックヒューノルトが
弾いていた事も有った様ですが、私が観た時はヒーゼンの若い男が弾いておりました。

と、ライブアルバムの話をせねば！
若さと勢いでぶっ飛ばしております。
演奏は確実は勿論しっかりしているしボーカルのゼトロの
フェイクがチト気になった位で何ともカッコ良いです。
イギリスには初上陸だったのかな？



一曲目は「ザ・ラストアクトディファレンス」〜「ファビュラスディザスター」と
繋がれ、勢い持ちながら疾走する何時ものエクソダスビート。
ミドルテンポの「トキシックワルツ」ですが、ミドルテンポとなんて言えない
テンポが速く勢いが良い。
ゲイリーとリックのツインギターの相性もバッチリ
トムハンティンのぶっ放しドラムも若さがほとばしる感じ。
1st、2ndとお馴染みの曲がドンドン投入される。
が、エクソダスの代表曲「ボーンデッドバイブラッド」が演奏されないセトリだったのですね。
ココが意外でした。
ギターの音量か？それとも音質の違いか？
リックの音が太く聞こえます。ライブアルバムでの音質の違いが
黄金期の2人のギタリストのプレイが明確に聴き分けられます。

何だか同じワードばかり書いて、ロクな解説になりませんでした汗
ただ、リアルタイムでこのステージを観れたら
当時、私も若かったので
想像出来るオーディエンスのワイルドなノリに参加していそう‥
と思う熱いライブアルバムです。

(エクソダスオフィシャルYouTubeチャンネルで動画が上がっておりますが
CDプレスは、決して多く無いのでしょうね)