ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ミスターポーゴの珍話

2017年01月30日 | プロレス
この人のプロレスラーとしての素材の良さを、新日本プロレスや
アメリカを主戦場にしていたレスラーから良い評価をあまり聞いた事ないです。
中央大学でジャンボ鶴田と同期(でも1年で退学)
グラン浜田に付き合って貰い当時人手不足の新日本プロレス入門するも、
付き添いだった浜田の素質が凄く高く、山本小鉄に疎まれクビ、
そしてアメリカやプエルトリコを主戦場するけど
ミスターヒトとケンドーナガサキのインタビューで
「アイツは基本が出来てないから駄目なんだよ!」とか酔っ払ったヒト(安達)に
ボロクソ言われ、ケンドーナガサキと仲悪いも新日本のタッグリーグ戦で
タッグを組み、その後工場で働くも大仁田に誘われFMWに参加。
ここで極悪ヒールの地位を確立し「デスマッチの帝王」と呼ばれるも
WINGに参加、またFMW復帰とか大仁田は「何度も騙されただろ!」と
インタビューで話していましたが、ポーゴや中牧、松永とかFMWに
上がっていた選手が一時期一世風靡したWINGに移籍したのも
色々有ったのでしょうね。

根っからの目立ちたがり屋の大仁田が団体を引っ張るエースとして頑張る為とは云え
後になって、よくもまあ、ポーゴをあんな扱いをしたよなぁ・・なんて思う事が多々。
ブロディー刺殺事件の主犯者ホセゴンザレスと一緒に大仁田の腹を刺させる、
大仁田がFMWに復帰したいアングルの為にポーゴ引退を助けるという名目で
引退させる&美味しい所は全部大仁田が持って行く。
(勿論、大仁田のエネルギーは凄かった)

選挙に何度か立候補し落選。
その時、大仁田が応援演説に来ていましたな。
元々、群馬伊勢崎の大物のお坊ちゃんだったそうで。
父が亡くなり皆が手のひらを返した事から成り上がる決意をしたそうですが
「タッチ」や「みゆき」で一世風靡した漫画家のあだち充と同級生なんですよね。
しかもプロレス雑誌で対談するという。
「ポーゴは優しいから」と繰り返し言われてましたな。
その優しさ、極悪人では無い所が、試合前のインタビューとかで
凄んでいても、かなり丁寧に説明しているし
松永との暗闇デスマッチなんかは凄くヒートして盛り上がりましたな。面白かったです。
そのポーゴ引退アングルでも当時出来たばかりのスカパーで
試合実況のゲストとしてマイクの前で話すも、別人か!?と思う位
丁寧な言葉と、そして「大仁田さんに感謝です」「大仁田さん」「大仁田さん」と
年下だしキャリアも二年程長いポーゴが腰を低く優しい声で話しているし。
FMWの主要デスマッチは大仁田vsポーゴが主軸でしたね。
大阪万博記念公園で行われたノーロープ有刺鉄線電流爆破地雷デスマッチなんて
試合前は物凄いインパクトでした。(試合自体は正直・・・・・)

友人からタダ券を貰い、後楽園ホールでのIWAジャパンプロレスを
当時の彼女と最前列で見た時、ポーゴは高杉扮するウルトラセブンと対戦し
鎌を持って場外乱闘になだれ込んだ時、腹が据わっている系の彼女が泣き出しました。
目の前でバイオレンスファイトを見て、子供の時TVで見せられた
ブッチャーとかの流血試合を思い出したそう・・・という個人的逸話もあります。

そのポーゴ、柔道がバックボーンですがアメリカで
殴る蹴る系のファイトスタイルを確立したようで、プロレス技という技らしいモノを
あまり見た記憶が無いです。

まあ、そんな人が良いと言われ、そして可愛い喧嘩を繰り返した逸話が
吉田豪のラジオで語られ、過去2度程聞きましたが
やはり笑ってしまいました。
ケンドーナガサキとの確執の原因が凄すぎる(笑)

吉田豪 ミスター・ポーゴ特集 アイドルより可愛いヒールレスラーの爆笑エピソード


私は腹抱えて笑ってしまいました。
そんなポーゴさんですが、WARで天龍と一騎打ちをしたり
インディーで何だかんだ言っても、プロレス好きなら皆が知っている
悪役レスラーとして君臨しました。
今もまだ完全引退はしていないのかな?

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