今回のモデルチェンジは、見た目も中身も大きく変更してきました。
外観デザインは好みなど嗜好範囲なので色々な意見があると思いますが、ボンネットは殆ど平面になってしまいましたね。どうやってプレスしているのか疑問も湧くほどうねって表情豊かな初代に比べると個人的には惜しい気がします。(見た目の好みの話です)
また、ウエストラインをさらに上げてきたのでガラスエリアがコンパクトになり、スポーティさが増しています。(MINIにこれを求めるかどうかは?)
反面ボディが厚ぼったく見えてしまうのを避けるために、フェンダー部分とサイドシル上部分にプレスラインが追加されました。
昨今のクルマのデザインにおいてプレスラインを設けずデザインをまとめていた珍しいクルマだったのですが。。。デザインは年々古く見えてしまうのは常ですが、このプレスラインが多いほど古く見えるスピードが早い気がします。ですので大変シンプルな面構成でデザインされたR50系は古く見えにくいパッケージと感じています。
内装は他車との共用部品を増やした結果もあると思いますが、こちらも随分様変わりしてきました。部品単体のクオリティは上がっているでしょうが、同じMINIとは思いづらいデザインになってしまったと感じます。
メーカーとしての利益追求姿勢、年々厳しくなる環境対応や歩行者対応など、色々制約もあるでしょうが、既納ユーザーより新規ユーザーに向いたモデルチェンジな感があります。走りにこだわり続けるBMWは、マーケティングに長けているといった側面も持つ、そして株主も強いグローバル企業なので、今のタイミングで最良の小型プレミアムを出してきたことは間違いないでしょう。
あとはユーザーが見た目で選ぶか、走りで選ぶか、全体のまとまりで選ぶか、ですね。
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