もじッキ

クリアーな自分になるために

映画「指輪をはめたい」を観て

2011年11月30日 23時00分00秒 | 言葉
映画「指輪をはめたい」を観てきた。



あたりまえなごとく言葉がいっぱい飛び交いながら物語が進んでいくのだけど、

その多くの言葉の中に心に響いた言葉があった。

それはこのふたつ↓


「選択しないということは簡単なことよ」


「輝彦、なんのために絆創膏持ってんの?
思いっきり転ぶためでしょ?」


もちろんこれらは場面や輝彦の性格・職業がある上で輝いている言葉なのでただ言葉があるだけじゃ何も響きやしないし分からないとは思うけど、

この映画を見た輝彦っぽい性分の人にはたぶんわかるであろう言葉たちで、

だから私にはなんか響いたんだ。



この映画は、山田孝之も言ってた?ように、映画を観てる段階ではよく分からない話なんだけど、


でもなんか後に残るんよね。

そして時間を追うごとにだんだんわかるようになっていく・・・

とりあえずこの映画(物語)は、観て、その後物語を振り返り考えていくうちに自分自身がポジティブになっていく手助けをしてくれるような映画です。


それは急激にレベルアップできるようなポジティブ感ではなく、

緩やかなラインをたどっていくような感じなんだけど、

もう一度見直したくなるようなそんな感じの緩やかなでフワフワな映画で、

なのでそのためか、

この余韻から抜け出したくないと思ってしまうわたし。

もうちょっとこのふわふわな甘い余韻に浸っていたいなぁと思うわたし。


が現れるわけです。


思うに、


これがこの映画の狙いなのかも。。


このふわふわがいいのか悪いのか、はたまたプラスになるのかマイナスになるのか、


それを決める(選択する)のは「あなた」よ、

と、

甘えと決断の中で巻き起こる心模様を描き映し出し考えさせるものなのかもしれません。

なので、

まだもうちょっとこの暖かな甘い繭の中にムクムクムク~っとしていたいと戦わず、立ち向かわず、選ばず、となれば、

この映画が学ばせようとしていた次なる道へのレベルアップには程遠いということです。

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