10年前…
彼女は、助産師を目指し。
その頃、私は看護師になった。
お互い、助産師と看護師になって10年になる。
その彼女から…
「お互い、楽な道は選ばないよね!でも、その道を選んで本当に良かったね。」
とお互いの人生を納得し合う。
彼女は仕事をしながら、性教育の指導を中学・高校へ行く、とてもハードな毎日だが、それが彼女の選んだ道。
その姿に、とても芯のある強さを感じた。
私のために、わざわざ北野天満宮まで行って合格祈願してくれた。
「牛の頭をいっぱい撫でて、受かるようにお願いしてきたで!絶対受かってや!一緒に助産師やろう!」
と、なんとも嬉しいお言葉。
彼女の思いが、ありがたくて、ありがたくて。
励まされる。
そして、彼女の言った。
「10年経って助産師になって本当に良かったと思うよ。母親と子供の2人の命を預かってる、緊張感はめちゃくちゃあるけど、お産が終わって、感謝のお手紙とかもらった時は、本当にやってて良かった。って心から思う。」
の言葉に、やはり私の選んだ道は間違いじゃなかったと、確信する。