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台湾の繁体字中国語能力検定について

2006年01月15日 | 語学

華語文能力測験(CPT)は国立台湾師範大学国語教学センター・華語文教学研究所・心理教育測験センターの3機関が研究し開発したもので、2003年12月20日に台湾で第一回目の試験を行う。

この検定試験は毎年6月と12月の二回行うもので、2004年から世界各地に推し進める。CPTTはヒアリングと読解の二つの言語能力をテストし、外国人の学習背景(言語能力)別に初・中・上級の三段階に分けて試験を行う。それをさらに各受験者の成績に基づき7つの級に分け、合格者には1~7級の合格証書を授与する。

言語能力証明書は外国人が台湾の大学や大学院に就学するのに有利になる。またその成績は台湾の各中国語センターのクラス分けの参考にしたり、中国語の事務能力証明にすることもできる。


成績について

試験の主催機関は各受験者に対して成績表を発行する。各問題別に個々の成績を出すと同時に、受験者の言語能力の長所および短所を説明し、今後各受験者の言語能力をどのように強化すべきかの指標としている。また、成績評価表は漢語水平考試(HSK)の該当レベルを記載したり、引き続きどの中国語教材を使用して学習すればよいかといったアドバイスも載せている。



合格証書の取得とその条件について

1. 成績が その級の総合得点基準(表二参照)に達し、ヒアリング・語彙文法・読解の3項目のうち、2項以上が合格基準に達した場合、その級の合格証明書を取得することができる。1項目のみ、合格基準に達した場合、証書の取得は不可能となる。

2. 成績がその級の総合得点基準に達しているが、2項目以上が合格基準点に満たない場合、その級より一つ下の級の合格証書を取得することになる。例えば、総合点数は6級に達したが、そのうち2項目の点数が6級の合格基準に達しない場合、5級の合格証書を与える。

3. 成績がその等級の最低基準に満たない場合(即ち1級、3級、5級の総合得点基準)、合格証書の発行はしない。例えば、中級の試験に参加し、3級の総合得点基準に満たない場合、2級の合格証書の取得は不可能となる。(よって学生は試験に参加するとき、自分の言語能力に合わせて受験する等級を選択するようにする)



CPT合格レベルと他試験の相当レベルについて

本試験は試験段階で他の国際的な中国語能力試験の結果との対照研究を行った。ここではCPTに比較的性格の近い漢語水平考試(HSK)のレベルとの対照表を受験生に紹介している。並びに本試験のどの級(レベル)がどの中国語教材のレベルに相当するかを以下に載せておく。これは今後受験者の学習の参考になるものである。


詳しいは以下のHPへ
http://cpt.mtc.ntnu.edu.tw/jp/index.asp



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