えーあらい

昨日今日の出来事や感想

2018年7月の夜空

2018-06-26 16:03:18 | 天文・事象
2018年7月の夜空
  6月18日朝7時58分に震度6弱の大阪北部地震が発生しました。
  被災されました皆様にはお見舞い申し上げます。

  2018年  7月
  7月も上旬は未だ梅雨空が続くので晴天は望めませんが、中旬頃には梅雨も明けましょう。7月7日は七夕ですが、毎年申し上げているように織女星ベガも牽牛星アルタイルも東の空に昇ったところであまり目立ちません。やはり七夕は旧暦で仙台の七夕祭り(8月6日~8日)の頃から8月下旬にかけてのほうが天ノ川も空の真上に来るので織女星ベガと牽牛星アルタイルを見付けて楽しんで下さい。今年の7月は惑星の話題があり、月食もあります。夕涼みで夜空を見上げた時は、夏の星座が話題となりましょう。7月の終わりには流れ星の話題もあります。7月2日 半夏生、7月7日 七夕 小暑、7月16日 海の日、7月20日 土用、7月23日 大暑、
★ 12日19時頃、西の空で水星が東方最大離角となります。これから先は夕方では無く、明け方の東の空に見えますが、しばらくは太陽の近くで見えません。
★ 16日19時頃、西の空で金星(-4.1等)と三日月(月齢3.0)が接近します。21時頃には西の空に沈んで仕舞いますので早めの観測をお勧めします。西の空で高度が低いので見逃すかもしれませんね。
★ 20~21日、南の空で木星(-2.2等)と半月(月齢7.0~8.0)が接近します。21時頃には西の空に沈みますから早めの観測をお勧めします。
★ 25日の南東の空で、土星(0.2等)と満月に近い月(月齢12.0)が接近します。20時~24時が観測に適した時間です。
★ 27日の南東の空で、火星(-2.8等)と満月に近い月(月齢14.0)が接近します。21時~02時が観測に適した時間です。
★ 28日夜明け前の西天で、皆既月食が起こります。半影食の始まりは2時13分、月食の始まりは3時24分、半月食が4時、皆既食の始まりは4時30分、月の入りは5時7分ですが、山などがあれば月沒は早まります。日の出は5時3分ですから空は明るくなっています。月入帯食ですから普段の皆既月食とは違った見え方がするでしょう。そこが注目です。28日は土曜日です。近くに衝となる火星(-2.8等)が輝いています。
★ 30日、みずがめ座δ(デルタ)南北流星群が極大になります。みずがめ座は夜の10時頃、東の空から姿を見せますが、満月を過ぎた月(月齢17.0)が出ていますので条件は良くありません。西寄りの空に火星が輝いていますので目印になります。月を避ける工夫をして観測してください。
★ 31日、20時頃から南東の空に火星(-2.8等)が昇って来ます。その火星が地球に最接近します。今年は15年ぶりの大接近(7月31日)の年で、赤く光っており、これから話題に登ってくるでしょう。そばに土星(0.2等)が輝いていますが、この土星も6月27日に衝となりましたから観測にはますます好機となります。夏頃には天の川の中にあり、話題になるでしょう。小さな望遠鏡でも土星の環が見えるでしょう。西方向に少し離れて木星(-2.1等)も輝いています。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 7月の月、下弦の月は6日、新月●は13日、上弦の月は20日、満月○は28日です。大阪での満月の月の出は19時24分です。
★ 7月1日の大阪の日の出は4時48分、日の入りは19時15分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)       (2018/06/26)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2018年 年間の概況


我が家も被災しました  232(1166)

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