８０－５０問題

８０－５０問題
　　80－20と言えば80歳で歯が20本以上残っているかを問う数字ですが、もっと深刻な80－50問題とは、80歳代の親が50歳代の子を、どの様に育てたかを問う数字です。
　　最近事件を引き起こしている50歳代のおとな、引きこもりをして居る50歳代のあとな、この人達を80歳代の親が如何に育ててきたかを、個人情報だなどと言わないで、ちゃんと調べて、今後の対策に、教訓にしなければ、これからも同様の事件が起こるような気がします。
　　さかのぼって考えれば、80歳代である私の父親は、明治生まれですが、またその父親からは床の上に正座させられるなどの厳しい教育を受けた人です。その明治生まれの父親からは、私はその様な厳しい教育は受けなかった。時代が変わってきた事もあるでしょうが、わりと自由だったように思います。
　　その私の子供達への教育は、バカなテレビ番組は見せない、買い食いはしない、夕方の帰宅時間は守らせる、などの制約は掛けたけれど、私の時代よりもっと自由だった。当時の他所の家庭は、我が家よりもっと自由だったようで、誰だれ君の処はこんな事は許してくれるなどと、よく文句を言っていた。
　　その子供達も今や50歳代であるが、もし事件を起こすような事があれば、我々親も育てた責任があると考えている。子が50歳になろうと親は親である。我が家では、もし悪い事をしたら私達も一緒に刑務所へ行くからね、と言っていた。
　　個人情報の壁があるとしても、親は親、子は子であるから、子が悪い事をしたら、その親も潔く名乗り出て悔いる事である。償うべきである。親が知らん顔をしているのは許せない。週刊誌は頑張って欲しい。


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