朝起きて(午前2時って朝ですかねえ?)早速身支度を整え車を発車。
途中のコンビニで食料を購入すると、クジ引きが有り「こんなの今まで当たった事無いんだよなー」と心の中でつぶやきながら1枚引く。おやっ!なんと「あたり」!頂いたのはコラーゲン入りの清涼飲料水。何か良い事有りそうな感じぃ?
目的の海に到着。待ち合わせの時刻はまだなので、先にエサを確保しておく事にする。今日のメインのエサは砂浜で採集出来るという「エビジャコ」というもの。自分には未知の生き物であります。これは、待ち合わせ人が採集の手はずになっているので、こちらは「リュウグウハゼ」を釣り集めておこう。これは「エビジャコ」が不足した場合の予備的エサの扱いだが、7~10センチ程度のサイズがエサにするのには適し、それより大きいのはちょっとエサには使いにくい。
このリュウグウハゼをエサにする釣り方を通称「ラクビー釣り」と呼ぶ。この場合、ソフトルアー用ルアータックルにルアーでは無く、リュウグウハゼをハリに付けて釣る方法を指すと自分は定義している。「なぜ、ラクビー?」と思うでしょうが、通説によるとこの釣り方を生んだ土地が当時ラクビー日本一にもなった新日鉄を擁する「 釜石市 」だったのが発端。リュウグウハゼはその体にラガーシャツのような縞模様を持っており、シマシマ→ラガーシャツ→ラクビーと言う連想ゲーム的発想がこの呼び方に繋がったらしい。 自分の中では「投げ ラクビー」とか「置き ラクビー」等、釣り方の違いによって呼び分けているが、これは人それぞれで明確な区分は、多分無い(笑) 以下「リュウグウハゼ」は「ラクビー」に省略します。長いからね(笑)
とりあえず、7匹のラクビーを確保、時間も近づいたので待ち合わせ場所へ。現地には、某誌のスタッフと協力者の大学生数人がスタンバイしていた。学生達が「エビジャコ」を採集してくれていたので、その引渡しのシーンを小芝居の様に撮影。雨も降ってきたので、さっさと釣りを始める。実際に釣りをするのは自分と学生1名、その他4名がぞろぞろと付いて来るので正直ものすごいプレッシャーで、しかも、もう1人の釣り人役の学生が「濁っているからダメだー」等と呟いている。「釣れなかったらどうするべ(困)」状態。
恐縮しながら学生からエビジャコを分けて頂き、釣り開始。エビっぽいエサだ、と言う前説明しか℡で受けていなかった為、勝手なイメージで投げるつり方はダメだろうな。と想像していたがやはり予想通りで、強く竿を振るとエビジャコが取れてしまう。4メートルの磯竿で、竿下を探るような釣り方で石の周りなどを探っていると、まず一匹め。10センチ程の「クロソイ」。小さっ(苦笑) 続けて今度も同サイズの「タケノコメバル」 お次はチョット珍しい「ヨロイメバル」 この魚は全体の印象がピンク色でなんか可愛らしい感じを受ける。(一歩間違えば変な色合いでは有るが) 場所を変えながら探りを入れていくが来るのは同じようなサイズのソイ類ばかりで、目的の大きい型のアイナメやソイはついに姿を現さなかったっス(泣)
途中からは、シャワーや滝のような雨や強風も加わり、アタリも全く無い時間が続いてツライ釣行になった。こんな状態では撮影もままならず、某誌スタッフとしては不本意だったんでしょうが、午前10時過ぎにお開きと致しました。
冒頭の写真は帰り際に屋根の有る所から撮影した物。曇り空程度にしか見えないですね。手前のガラクタは気にしない様に(笑) リュウグウハゼとエビジャコの写真も撮っておけば良かったなあ、残念
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