2010.10.17 男鹿 陸っぱり釣行記（アオリイカ エギング） 2010 №6

2010.10.17（日）　男鹿　　長潮

満潮　　１：３７　　　　　　　　８：３６

干潮　　　　　　　４：３８　　　　　　　　　１８：０２

それは、でんべさんのブログの、このコメントから始まった。

kazu：「いいですね～、アオリイカ。おもしろそう、って言うか喰ってみて～（笑）」

でんべ：「よし！ 一緒に行こか ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ」

…お誘いメールを断りきれず、遂に釣行決定！　まあ、一度行ってみたくて計画をしていたものの、流れた直後だっただけに、いい機会では有りました。こんな事でもないと多分イカなかっただろうしね～

今回も釣友Ⅰさんにお付き合い頂いて、夜中の秋田道をひた走る（を走らせているのはⅠさんだけど）。岩手は星の見えるいい天気だったのですが、途中から雨が降り始め北に向かうほど強い降りに…。　秋田・天王？の「太田釣り具」で、４：００前にでんべさんと合流。

太田釣り具で情報＆餌木を仕入れ、でんべさんの車に乗り換えて出発進行。（太田釣り具さん、車置かせて頂いてありがとうございます）　雨は降ったりやんだり…しかも風が結構強く吹いてるよ。

今日は渡船で沖磯に渡って釣る計画との事。漁港に着くと、せんどさんの１番船は出たみたい。着替えて待ちましょうか～。って思ったら、いきなりの強い雨が！車中に避難していると金竜丸が戻って来ましたが、おや？乗ってったらしいお客さんも降りてきたぞ。どうやら今日は瀬渡しは無理って判断らしい。

でんべさんの判断に任せ、漁港を見ながら車を走らせ、何箇所めかのやや大きめの漁港で始める事になりました。

雨はほぼ上がっているけれど、カッパを着て準備OK。でんべさんにくっ付いて防波堤に立ちました。　何を隠そうオイラ、アオリイカエギングは生まれて初めて。エギング自体今まで４回しかやった事が無く、釣れたのは一回目のスルメイカ６杯だけなのであります。　今回ロッドは１０何年か前に購入したD社の９ｆ（先っちょ、やや折れ）シーバスロッドに、プロックスのリール、ラインはシルバースレッドPE0.8号を巻いてきました。（写真の半分以上は、でんべさん提供：サンクス）

まずは浅めの場所からキャストを開始。３．５号の餌木を思いっきりキャスト。でんべさんのアドバイスを思い出しながらアクションを入れます。…　…　…来ません。　

で：アッチに移動しましょう。　　　は～い。

防波堤の中ほどに移動しました。コチラは水深が深いようです。シャクッてくると、モスッと重くなります。来たか！　と思えば、藻っ！　釣れるのはホンダワラばかり。でんべさんも藻に苦戦中。

でも、日が高くなって来たら、ポツン、ポツンとアオリを上げる人もチラホラ。

どっかに行って見えなかったⅠさんがやってきましたよ。どでした？　え、だめ？　Ⅰさんは先端に行ってみるそう。

港外側がダメなので、オイラは内側を探ってみようっと。養殖いかだのロープを避けてキャスト。底を取ってシャク、シャクっと。

着底して次のシャクリを入れようとすると、モスッと重くなった。あや～、根掛りか～？　強引に引っ張ると重いままでズルッと持ち上がったよ。　ゴリゴリ巻いてると、ブワッと触手がたなびいてる。ありゃ！　タコだ！　どっこいしょっと！　ゴッツイシーバスロッドだったんで、楽々抜き上げでキャッチ。

どぉ？　足が２本足りないけれど、男鹿エギング初キャッチだよ

携帯でパシャ。オイラ的に小さいって思ったんだけど、けっこう大きいサイズだったみたい。男鹿ってマダコ？　ミズダコ？　判別の仕方がわかんないよ～

ここで、でんべさんの決断。粘っても事態は好転しそうに無いので移動しましょう！

お次はどこかな～？

おっと、オイラ的にも御馴染みの某漁港っすか

ここでは、でんべさんの予備タックルをお借りして釣ってみる事に。先端に２名のエギンガー。でんべさんが声を掛けると、一応アオリは上げたみたい。　風向き的には釣り易い港内側を重点に探って見るものの…。

来ませんな～

でも、借りたタックルの軽い事！　オイラのシーバスロッドの半分も重さ無いんじゃない、コレ？　やっぱ、専用品じゃないとダメかな～

おっと！風で飛びそうになっていたゴミ袋をでんべさんと処置していた時…、事件が！

Ⅰさんによるとオイラ達の直ぐ脇の海面が炸裂して、ワラサ？の群れがボイルしたらしい。風とゴミ袋のガサガサ音で全く気が付かなかったよ～。そういえばウジャウジャ水面に居たサヨリが全く居なくなってる。あ～、失敗した～。ジグ持って居ればっ～

さて、ここもボチボチ見切りですか？

３箇所目はかなり走行しての漁港。　お～、こっちは水が濁っていませんね。期待出来そうな気がする

あまり広くない防波堤ですが、先行者と入れ替わりで入れました。まずさっき買って来たニュー餌木を試してみようかな～。が！２投目で根掛り。うっそ～。で、ロスト。手持ちで一番高額な餌木だったのに～

アチコチキャストしていると先端に居たⅠさんが移動したんで入れ替わり。藻場っぽい所にキャストして２回ほどシャクリを入れた所で、またまた重くなった。海草？　っと、おや～？

あはは～、また釣っちゃったよ～

はい、足が２本足りません。　タコマスターとお呼び！（笑）

どうやらオイラのシャクリが強烈にタコを誘惑するらしい。直後、やはり重くなったものの、タコ足先だけカンナに残って来ました。みんなはシャクる際、ピュッ、ビュッと風切り音がするのに対しオイラは音無し…。どんなに気張ってもダメなのよ…　昔からバトミントンや卓球、切れの必要な踊りなんかは決定力に欠けてダメ。愛川こずえちゃんのキレが羨ますぃ。それがシャクリにも顕著に現れているらしいね…。そのマッタリアクションがタコちゃんには合ってるんでしょう。　でんべさんにもアクションの付け方コーチして貰ったんだけど、うまく行かないんだよね～。ＤＶＤでも勉強したし、本人はやってるつもりなんだけどね…

でも、ここでやっと泳いでいるアオリちゃんを見たよ～。チビッ子だったけどね。居るんだ、一応（笑）

さて、ここの漁港にも見切りを付けました。どこ行きますか？　どうせなら知らない所行ってみませんか？って事で、でんべさんもお初の道に突入です。１か所目の漁港は見た目良さそうだったんだけれど、メチャクチャ浅くてダメっぽい。

次の場所へ行ってみると、あまり釣人は見えないけれど、アジ釣りファミリーと餌木やってる人が2人ほど。手ぶらで様子を見に行くと、ここでアオリを２杯上げたらしいよ　よっしゃ！やるべ～。

テトラに乗ってキャスト開始。横風が強くて釣り難いっ　１０数投目のキャストでシャクッた後、ラインがスゥ～と普通より早く沈み込んだ（ように感じた）。むっ！？すかさずロッドを煽ってみるが、抵抗感無し。あれ？違ったかな。こういう時は慌てず軽くシャクればいいんだっけ。ヒョッヒョッ、ス～、ヒョッヒョッ、モス。　ん！？リールを巻くとクゥ～、クゥ～と引く！　ヒット？！ゆっくりリールを巻くとピンクの餌木が見え、その後ろに黒い塊…。海草？　って思ったら、ブワッと黒い煙幕が発生。アオリだ～

人生初アオリ釣っちゃいました～

釣った直後のアオリ君（オスらしい）

〆てみた。　黒かったアオリが一瞬でこの様に変色するのは感動ものでした。

ちなみに〆た道具は、１００円均一で売っている裁縫関係の小物。〆やすいように砥石で研ぎ澄ませましたけどね

このアオリを釣った事で一番安堵したのは、本人よりでんべさんだったんじゃないかな？（笑）　（いつもならココまで釣れないと、もういいや～。ってな気分になってるものなんですが、今日のオイラは違ってました。絶対釣れると。　←　いつもの如く、根拠は全く無いんですがね～）　

勿論全員気合がますます入ったものの風が益々強くなり始め、終いには土砂降りが始まってジ・エンド。残念ですが、これで終了です。さあ、帰ろう。

ちなみに釣果は…

でんべさん：振るわず（パクリ：ｗｗ）

Ⅰさん　 　：振るわず

オイラ　　：　タコ　２杯、アオリイカ　１杯　　ですた

帰りは、ちょっと寄り道して帰宅したのは１８：００過ぎ。さあ、調理だ！

アオリイカ　胴とエンペラはお刺身に。

タコ（小）とイカゲソは、から揚げにしました。

いや、しかし！アオリイカの美味しさって一体？！　こんな美味いイカの刺身は食った事無いね！　カッ〇寿司のアオリって何さ？比べ物にならないよ！

こりゃ、是が非でも年内にあと一回は行ってみたいがなあ～。スケジュールが…ね。きついなあ　

これで、ますますワカのスイッチが入るの遅れそうやね～

でんべさんの釣行記←はこちら　　でんべさん、色々とありがとうございました。おかげさまで物的、体力的にも助かりました（Ⅰさんも、ありがと～）