２０１３ 陸っぱり海釣行記№１（８．３） シロギス釣り

２０１３．８．３（土）　中潮（秋田）

満潮　　１１：１７

干潮　　　　　　　　　１９：４９

今日は会社の Ⅰ　さんから誘われての秋田へシロギス釣行。　水沢インターで合流。　Ⅰさんの車で目的地を目指し高速道を走行していると携帯が。

会社からの呼び出しじゃないだろうな～と恐る恐る表示を見ると、なんだ、釣友Ⅰさんじゃん、良かった

Ｋ：おはよっす～。なんすか～ｗｗ

Ｉさん：今どこや？

Ｋ：高速。金ヶ崎ＩＣ付近っす～。

Ｉさん：どこに入る予定？

Ｋ：まずは〇〇の道の駅付近かな～。

Ｉさん：そっか。んじゃ、追っかけっから。近くに行ったらすっから。

Ｋ：了解～。

ちなみにこの会話、事前にシロギス釣りに行くなんて連絡してない状況っす。　

アユじゃなくキス釣りに行くって行動を読まれるとは、Ⅰさんってエスパー？

（っと、ダブルⅠさんじゃ訳わからんですな。　会社のⅠさんはＩＳさんと呼称ね。）

途中、雨が降り出したり止んだりの不安定な天候。天気予報では雨降るなんて書いてなかったぞ～。晴れなくてもいいから、せめて降らないでくれよ～。

さて、目的地の道の駅に到着。今の所、曇り状態です。確か以前エサの自動販売機が有った筈…とウロウロするが無い…　
やっと有ったと思ったら、それは牛乳の自販機。まぎらわしいって～の。形と構造がソックリだす

さて、困った。ここで事前に調べて置いた命綱。近くに一軒だけ表示された釣りえさを扱っているお店をナビで検索。お、思っていたより近いゾ。道の駅を出て不安になりながら少し走ると、７　の文字とエサの旗。有った～！で、一安心。

ジャリメをⅠさんの分を含め￥５００×３パック購入し、Ｕターンし釣り場へ。
階段を上って、足場に出ると半分はテトラ帯で投げ釣りには不向き。足場が良い場所には３組のキャスター先客が居るけど、真ん中付近には入れそうです。
風は強いし波は高め、しかも緑っぽく濁ってるな～。でも、先客さんにはアタリが出ています。なんとかなるべ～。
Ⅰさんの到着を待って、３人でＧＯ！もうそろそろ９：００になろうかって時間でした

タックルをセットし、第一投。左斜め前からの逆風で投げにくい＆アタリが取りにくい状況です。０．８号のＰＥラインで３０号のオモリなので、自分はまあ、なんとか大丈夫ですが、ＩＳさんは１５号オモリにナイロンライン（４号位かな？）なので、大変そうっす。飛ばないし。

一投目を回収してみると…

あ…、付いてた　　一回、なんかコツコツッとしたような気はしたんだけど、その後の反応なかったんで乗らなかったと思ってたんだよね～。　１年ぶりのキスちゃんと再開です。ボウズ回避だね。なんとか３匹釣り上げたものの、ほとんどアタリが無い状態。

Ⅰさんも程なく２匹ＧＥＴ。ＩＳさんはまだ…。付近を見渡すと、ウチラの左右両端の釣り人はコンスタントに釣り上げている。その隣の人達もポツポツと。　

Ｋ：両端バンバン釣れてますぜ。ここらだけ釣れてないみたいなんだけど。

ＩＳ氏・Ｉさん：　ここ釣れないから空いてたんじゃないか？

Ｋ：そっすよね。そういや、最初ここにいたシマシマシャツのおいちゃん。俺達到着した時右側に移動してって、置いていた荷物も持って行ったっすよ。

Ｉさん：隣の漁港に移動すっか。

Ｋ・ＩＳさん：そうしましょ～。

さあて、お次の場所は、先ほどよりも足場が低くて釣りやすそう。先客さんと入れ替わりに防波堤に入ります。残っていた釣り人（キャスター）に声を掛けると、まあまあとの返事。って事は結構釣ってるな（笑）　　しかし、さすがは秋田。キャスター率高いね。みなさん人差し指にガードを装着されてます。
さっきの場所でも思ったけれど、ロッドを振った時の空気を切る音が自分らと全く違うし、その後のリールからのラインの放出時間も桁が違うもんな～。

外洋側は濁りと波が強めだし先客さんも港内を狙っているので、こちらも同じように狙いましょ。

キャストしてさびいて来ると、ッココココン！　チョコンとアワせて、そのままさびき続けると、再びガガン！　

おお～、まずまずサイズのダブルだ～

こっちに移って来て正解だね～。

その後、単発ながらも、ポツポツとアタリが出る感じ。

すると港外側にダイバー数人を乗せた漁船がアンカーを降ろして停泊し、潜水漁をしている模様。なんだろう？なんか黒い石みたいなものを上げてるな～。
ああ、岩ガキかもなあ～。という事はあの辺に根が有るって事か。

自分でも届く距離だし狙ってみよう。
予想通り掛りが有るな～。外しながら引いて来ると、そこより手前は硬めの底だけど砂地らしい。さびきながら時折止めてみたりと探って来る途中、何回もコツコツと小さなアタリが出る。けど、乗らないんだよな～、フグか？

戻ってきたエサをチェックするとフグじゃないような気がする。ん～、こりゃ、アレかもな。仕掛けをチェックし、投げ直す。

と、今度は乗ったぞ。キスちゃんだよ。やっぱりな～。　
何の事は無いんです。当たり前の事をさぼっていただけ。ハリ先がなまっていて掛りが悪くなってて。アユ釣りやルアーでは頻繁にハリを交換してますが、投げ釣りだとセッコキしちゃって～　　砂の上ズルズル引きずっているんだから、ハリ先傷むよね。

ＩＳさんはシロギス専科で狙うのは初めてだそうで、タックルは三陸海用のままにシロギス仕掛け。タックル的に遠投が効かず、なかなかアタリに恵まれませんでしたが、ここでやっと初ヒット。しかもダブル。　ホッとしましたよ～

Ⅰさん　（写真奥に座り込んでる）は、ライントラブルでタイムロス。なんでも根掛かりで二回もラインシステム組み直す羽目になった模様で

正午前後はしばらくアタリが停まり、１４時過ぎから散発的にアタリが復活。

一時、妙に食いが立ち、渋い時間に根掛かりで５本針仕掛けをロストして、替えていた３本ハリ仕掛けにトリプル、ダブルが続く高活性。この時５本バリ仕掛けだったら…。
でも、なぜか自分だけに…だったんですけれどね。他の２人は、ほぼシングルヒットで。付けていたケイムラチューブが効いたのかな？

夢中になっていて、ふと気が付くと１５：３０を過ぎてました。　やば～、そろそろ帰ります？

本日の水揚げ：シロギス１８～１２センチ位　３６匹　　＋　豆アジ１匹

出だしの渋さからすると、自分的に大漁っす

今日もいろいろと楽しかったっす。海に感謝。

ＩＳさん、運転ありがとうございました。

Ⅰさん、まいど、ありがとう

因みにＩＳさんはツ抜けに少し足りず、Ⅰさんは双ツ抜けにはもうチョイ届かずだったそう。三陸タックルとライントラブルが原因でしょうか。

本日のタックル類

ロッド　　　 ：　PROX パワーストリーム投エアーK
リール　　　：　alphatackle　ROCKET SURF　5000SS
ライン　　　：　GOSEN PE MAXBEAT　０．８号 
力糸　　　 ：　SUNLINE SUPER CAST　テーパー力糸２－１２号
天秤　　　 ：　キス天秤１６？㎝

オモリ　　 ：　フジワラ 弾２５、３０号
仕掛け　　：  自作３本、５本バリ仕掛
　　　　　　　　（ミキイト フロロ１．５号、ハリス　フロロ＆ホンテロン０．８号）
ハリ　　　　：　アスリートキス、ショットキス、赤はぜ（キス）
　　　　　　　　キススペシャル金、キスＲ、金スーパーキス

オマケ

本日の釣果、シロギスは１０匹をＩＳさんへお裾分けし、自宅消費は２６匹。

背開きにし片栗粉をまぶしてのから揚げで、塩コショウ、天ツユで賞味。

うまかですたい。

で、下拵え段階。まずはウロコ取りですが、普段はＳＩＴさんから聞いた金ダワシでこする方法で行っていました。

今回はふと思いついて、これでやってみたところ、こちらも簡単にウロコを剥がす事が出来ましたんで、一応ご報告。

これはＤＩＹ店とかで売っているコーキングなどを広げる為のコテ、ヘラの類です。
なんの変哲もない金属のヘラで自分の場合、これをホタテの殻むきに使ってますが、適度なしなりが有り作業がしやすいんです。
んで、キスの場合、尾側からウロコの流れに逆らうようにエッジを立てる様な形で撫でるとペロペロっとウロコを剥がす事が出来ますっけよ。

同じ作業を包丁やナイフでも出来ますが、何と言ってもコレには刃が無いので、間違って手に当ててしまってもケガをする事は無いし、魚を傷つける事も無いっす（誤って皮や身までを切ってしまう事有るもんで）。

ヒントとしては、地金（六鱗）の調色作業なんですけどね～