昨年まで飼育していた、我が家で産まれたCBのニホントカゲの幼体です。
フィルムカメラで撮った写真をデジカメで撮影したので、やや色彩が良くないですが。
南の方では珍しくも無いでしょうが、岩手では「トカゲ」と言えば「カナヘビ」の事を指します。「カナヘビ」と言うと一般の人は「へび」だと思うようです。「ニホントカゲ」は奥羽山地の山間などに行かなければ、まず見る事は出来ません。この子の親も車で1時間ほど走った渓流の河畔で捕獲してきました。
こちらが親。幅41センチ、奥行き66センチ、高さ26センチの野菜用プランターに10センチ厚で土を入れ、石や草、流木等でレイアウトし、網戸ネットと角材で作成したフタをした容器2つにペアで飼育していました。(オス同士は争うので別容器に分けなければなりません。)
片方には、カナヘビを1ペア同居させていました。(別種なのでトカゲは特に攻撃などはせず。)
こちらがカナヘビのペア。ケージは仮の住まい。本宅の写真を残していなかったのは失敗でした(^_^;)
こちらはカナヘビの卵。写真は腐葉土ですが、通常はタッパーに湿らせたミズゴケをいれ、その上に半分埋めるようにして1~2ヶ月で孵化しました。トカゲは、メス親が巣穴の中で卵の世話をします。こちらは親任せですが、土が乾燥しすぎたりしないように気を付けました。
エサは休みの度に虫取り網を持って川原や草原に行き、エサを採集。昆虫類やクモがメインで、たまにトカゲにはミミズを与えていました。
カナヘビには、採集物の虫を色々様々無作為に与えないと、栄養障害が起きるという研究結果が出ているそうです。エサ代は掛かりませんが、手間と、人目が悪いというプレッシャーが有りました(^_^;) このあたりの感覚は、リクガメを飼っている方なら何となく分かっていただけるかもしれませんね(^_^;)
2004年に産まれた子供達。総数トカゲ16匹。カナヘビ11匹が孵化しました。トカゲは2ペア、カナヘビ1ペアから。2005年6月まで飼育していましたが、子供(人間)が長期入院してしまい、エサの採集がままならなくなり、出身地の山に戻してきました。今も元気にしてるといいな。
先日会社で青大将の幼体を捕獲した時(電気設備に進入されるとマズイ)、あまりの可愛さにお持ち返りたい衝動に駆られましたが、そこは、グッと抑えました(^_^;)
カナヘビの赤ちゃん、ちっちゃくてカワイイですネ♪
実は私、カナヘビがヘビじゃないと今知りました、汗(^^;)
勉強になりました~(^▽^)
出身地に戻った子たち、今頃は立派に成長してきっと所帯持ちになっているでしょうネ♪
そうですね。きっと元気に家族を増やしていますね(^^)v
爬虫類は暖かい方程種類が多いそうなんですが、ニホントカゲは岩手では何故か、内陸だと山の奥の方に居る事が多い様な気がします。あと、沿岸でも見た事有り。
共通するのは、石・岩が多い場所という事でした。ニホントカゲは比較的乾燥した土地を好むらしいので、田んぼの多い岩手の平野部には、少ないのかもしれませんね(^^)