カバと思ってたらサイ

両親を見送って1年。終活って残された人のためにちゃんとせにゃ。と実感つつ、両親を送るまでの日々を時系列に綴っていきます。

一旦ここまで。

2023-12-11 09:24:53 | 日記
八朔です。

父母の介護の始まりから亡くなって諸々片付くまでを振り返って整理しようと始めたブログです。
前回の相続税申告までで一旦終了となります。

毎回1000文字程度で時を進めていったので思いの外スイスイと時は流れました。
大人になって実家を離れて暮らしていた娘が両親の認知症発覚から始まったあれこれの全てが未知(無知?)なことで「え?」「え?」と言いながらどうにかこなしてきた感じです。
今にして思えば「ああすればよかった」「こうしてあげたかった」と思うこともありますが、あの時はあれ以上は思いつかなかったので「ごめんして」もらうことにします。

そして、この経験も親が亡くなった今、私はもう活かすことはないので、これから、もしくは今、介護される方の反面教師になれば幸いです。

この薄いブログの中で掘り下げて知りたい部分があればコメントをいただければ、追加で記事をアップしようかと思います

とりあえずは一旦これにて。

ありがとうございました。



だらだらと申告期限

2023-12-08 21:31:00 | 日記
八朔です。

ユニクロで薄いダウンベストが流行っているというので買ってみましたが、どう着ていいのかわからず1年たちました。今年も着ずに暮れそうです。


さて。

父の時はなかったんだが、母は家持ち娘だったので、相続税が発生することがわかって申告をすることに。
めんどくさいが仕方ない。しぶしぶ。

戸籍謄本やら登記簿謄本やら集めるものがたくさんある。
戸籍謄本は生まれて死ぬまでのがいるので、本籍が異動してたら追いかけないといけない。
その異動先が近ければよかったんだけど、東京の前が富山県とか「夜逃げでもしてるのか」(←してません)位な異動してるし。
取りに出向くのは無理ーーっ。
時間も交通費もかかりすぎ。

郵便で取り寄せることができるのだけど、手数料を「定額小為替」なるもので支払わなくてはならない。

「定額小為替」とは、郵便局で買うのだけど、すでに額面が記載されているから、必要な金額分を何枚かで買うのですよ。
これが50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円の12種類となってるんだけど、1枚につき200円の発行手数料がいるそうで。

えーっ?

50円でも200円かかるっていうことなの?
おかしくないか?
暴利すぎる。

なるべく1枚ですませたい。となるわけですよ。
依頼する役場の戸籍係に聞いたら
「多めに入れてくれたら差額は切手で返します」と。

だったら、最初から「切手」で払えばいいんじゃない?
なんで、こんな手数料の高いものでやり取りするのだ?
なんか黒い裏の事情がありそう。ぶー。

とにかく、相続税の申告は死んでから10か月が期限。
長いようでけっこうあっという間です。

申告書自体は税理士なので自分で作ればいいんだけども、自分ちのって後回しにしがちで結局期限の4日前に車で税務署に乗り付けて提出完了しました。

はー。やれやれ。
なんだか、手抜かりありそう。汗






笑顔がステキ

2023-12-07 19:25:00 | 日記
八朔です。

蕎麦焼酎の蕎麦湯割の美味しい季節です。蕎麦湯って身体にいいような気もするし。ウコンと蕎麦湯で暮れも乗り切ろうぜよー。

さて。

母の葬儀も滞りなく。
なんせ2月にやって、11月ですから。
私なんざ、喪主のプロです。ワハハ。

そんなことで、今夜から3人暮らし。
とりあえず骨壺が増えて2個になりまして。
小さい仏壇だから、骨壺何個も置けないし。

早くお墓を探さなければ。

というのが次のミッション。
次から次と色々あって大変です。

父三男、母三女と分家以外の何者でもない生粋の分家な訳で。
全く入れる墓は存在しない。
買うしかないのです。

父母のあと入るような跡取りもいないので単発のお墓ということになるからなー。うーむ。

お参りに行くことを考えると近くがいいか。
いっそ、旅行気分で行けるくらいの風光明媚な辺りにしちゃうか。
父が言ってた「海に散骨」案も現実的に考えてみたり。
宗派で探すと「檀家」にならないといけないのか。。それは嫌だな。とか。

携帯を開くと墓の広告ばかり出てくるようになりました。

結局、実家のそばのお寺がマンション型のお墓にしていたので、そこにしました。

父が散歩してたルートだし、実家帰りにも寄れるからいいかなと。

マンション型って味気ないかとか先入観あったけど、草むしりもお線香や花の持参も必要ないから、ホントに通りすがりにお参りできる感じです。
ついでっぽくても、マメに来た方が父も母もうれしいだろうし。

特にいいのが、カードで呼び出すと写真が横の画面に出るのだけど、遺影にしないで、父と母が肩をならべてめちゃめちゃ笑顔の写真にしたので
「おー。来たかー」
ていう感じで見るたびにこっちも笑顔になれるのがとても良いです。

オススメです。






誰か彼女を連れ出して

2023-12-05 09:22:48 | 日記
八朔です。

大人の休日倶楽部で東北を回って来ました。恐ろしく寒かったです。
しばらくほおっておいたこのブログも恐ろしく寒いアクセスになってて凍えます。ヒュールリ~


さて。

母が亡くなったと聞いて、病院にとんぼ返りした私。
「うちは霊安室ないので移送してください
と言われ。
え?
霊安室ってどこの病院にもあるものじゃないの?え?

どうしたらいいの?
自宅とかにもっていくにしてもタクシーじゃ乗せてくれないよね。
え?

「葬儀社とか紹介してもらえれば」
「うちはそういうの紹介はないんですよ」

え?よく聞く病院と癒着的なのもないの?
ある意味クリーンだけど、今はあってほしかった。
この病院は死人がでないのか?
老人だらけに見えるけど。
どうなってるの?

疑問は押し寄せるけど、それを解明してる場合ではない。

老人ホームに亡くなった旨を連絡して、
「葬儀社とかって紹介してもらえたりしますか?」
とすがる。

「うちも専属みたいなところはないのですが。。」
と、電話先で混乱してるようだが、どうにか知ってるところを紹介してもらえました。

病院とか施設は右から左みたいに流れる先があるのかと勝手に想像していたけどそうでもないのか。

とりあえずよかった。
そこから先は、喪服の紳士が流れるように段取りしてくれたので、我々は乗っかるだけでした。
葬儀屋さんて、仕事として「え?葬儀屋なの?」みたいに言われがちかと思うけど、いないと困る仕事だなーと痛感しました。
AI化は無理だろう。

よろしくお願いします。




会えてよかった

2023-12-01 08:41:00 | 日記
八朔です。

ふるさと納税をやらなければと冷凍庫のキャパと相談してます。
とりあえずビールを箱でもらって飲みながら考えよう。


さて。

母の話をします。母は胃ろうになって1年、また誤嚥性肺炎になりました。
誤嚥性肺炎になるからと胃ろうにしたはずなのに。なんで?

「横になってるので、どうしても胃のものが逆流したりするんです
と。
で、救急搬送して入院。
抗生剤で炎症をおさまったら退院。

でも、一カ月もするか、しないかでまた誤嚥性肺炎。
搬送、入院、退院。
ループに入ってました。

「だんだん抗生剤も効かなくなってきてますので今回退院は難しい」
と、伝えられて
「コロナで面会できないから何かあったら連絡します」
「え。それって。」
死んだら連絡するってこと?
ガビーン。

「今度会うときは死体ってことですか」
と、思わず言ってしまった。
「うーん、今は会えないんだよね。ごめんなさい。」
おじいちゃん医者が申し訳なさそうに。

何日かして、おじいちゃん医者から
「院内が今なら落ち着いてるから少しだけお母さんの顔見る?」
と電話。
行きます行きます。

次のおじいちゃん医者の日勤にあわせて行くことに。
約束の日の午前中
「3時の約束だったけど、昨日からお母さん不安定で早く来れたらきた方がいい」
と、おじいちゃん医。
えっ?わかりました。

妹と駆けつけると
「今は落ち着いてきてるから」
と。
酸素マスクをして、ちょっとしかめ面の母が寝てました。

おじいちゃん医の計らいだったようで、看護士さんの「なんでいるの?」目線が厳しい。
でも、ちょっと母に触ったりできました。
「ごめんね。長い時間はダメだから」
と言って謝ってくれたけど、このご時世感謝しかないっ。
ありがとう、おじいちゃん医。

よろしくお願いします。と挨拶して、家に帰ってきたら、今さっき亡くなったと電話が入りました。
え。ホントに3時の面会まで持たなかった。。

ある意味、すごいおじいちゃん医。

そして生きてる母にあわせてくれて、ありがとうございました。