カバと思ってたらサイ

両親を見送って1年。終活って残された人のためにちゃんとせにゃ。と実感つつ、両親を送るまでの日々を時系列に綴っていきます。

ぶらり霊柩車

2023-11-28 03:01:18 | 日記
八朔です。

大人の休日倶楽部というJRの会員が買えるお得なパスで妹と旅行を計画。少しでも移動した方が得かと移動ばかりの日程に「18キップ?」と姪っ子に刺されました。
反省。


さて。

父の葬儀も無事に終わりました。
父の葬儀にもというか、父がなくなったことも母には告げず。
もう言ってもわからないというのもあるし、伝わらない悲しい報告を口にしたくないというのもありました。

コロナのせいで、会いに言っても部屋までは行けず、一階の面会ルームで。という感じでしたが、面会ルームでは私たちだけにしてくれたので母の手を触ったりと、父の老健に比べるというゆるい感じでした。
←父のところは刑務所面会型だったから。

思うと、コロナで規制があった中でも施設の対応には心使いを感じることがありました。

父を葬儀会場に搬送してもらう時にゆかりのところを通って行けるというので、母の施設と実家の前をお願いして少し停まってもらいました。

ただ、霊柩車なので施設に黙って行くと、「誰のお迎えだー?」みたいにざわつくか。まずいか。
一応施設の人に「実は父がなくなったので母の施設を通って行きたいから」と、霊柩車が駐車場に入ることを伝えました。

当日行くと、施設の人が母を車椅子で車の前まで連れてきてくれました。
母にはもう理解出来てないのでぼんやりはしていましたが、きっと父は会えて嬉しかったと思います。
わからんちんだったけど、泣き虫で号泣しがちな男だったから
「やつは泣いてるな」
「絶対」
妹と半泣きで言ったことを覚えてます。
半分は、やつの血だからね。我々。

2月の寒い日、寒くないように温かく着せて寝たきりの母を玄関前まで連れてきてくれて、ホントにありがとうございました。感謝。





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