片付け手伝いの『たけのこ屋』

片付け好きが高じて、宇治市で開店中です。
片付けのコツや考え方、併せてオモシロ小話などもちょっぴりつぶやいています。

冷蔵庫の掃除と使い方改造 3

2024年04月25日 | お片付けの基本

冷蔵庫談義 続き

前回、保存容器と整理の仕方について書いた。勘のいい方なら、これだけで冷蔵庫が使いやすくなるかもしれない。あとは行動あるのみ。他にも細かい工夫はあるけれど、工夫がいらないほどすっきりした冷蔵庫を目指す方が楽だ。特にズボラさんは。

 

さて、ドアポケットはどのように使う?おそらく液体もの(調味料とか牛乳)そして玉子が、一般的な配置だと思う。…そう、液体!ドアポケットは汚れやすいのだ。液だれすると、手を突っ込んで拭かなくてはならないので、拭きにくい。そして、汚れたことに気付きにくい。だって、満員電車並みの乗車率のドアポケットの人、多くないですか?

こんな時は、牛乳パックの出番。パックの上部2/3程は切り取ってしまい、下の部分をドアポケットに並べ、その中に調味料類を入れている。もしくは、パックの側面(1面だけ)を切り取り、上部をホッチキスで留め、横長の箱を作る。それをドアポケットに置いてもいい。こうすると、汚れにくく、取り換えも簡単。そして定位置が決まりやすい(この効果は大きい!)。

もっと言うと、このドアポケットに入る量だけに調味料を厳選しよう。出しやすく、片付けやすい量だけにしよう。それが、その冷蔵庫の容量だ。容量を超えるから、面倒が発生する。


バケモノ!

2024年04月24日 | 一日一笑 今日のニヤリ

夫婦げんかの時のこと。

夫が妻に「バカモノ!」と言おうとして「バケモノ!」と怒鳴ってしまった。

けんかは、さらにヒートアップした。


冷蔵庫の掃除と使い方改造 2

2024年04月23日 | お片付けの基本

冷蔵庫談義の続き

ルールもなく詰め込んだ冷蔵庫、何が一番面倒かと言うと『何が入っているか分からない保存容器』だった。確か作ったはず…と蓋を開けて探し回ったり、作ったことも忘れて冷蔵庫の奥から残念な状態で発掘されたり、プラスチックの容器に臭いがついて取れなくなったり(逆に、食品にプラスチックの臭いがつくことも)と、多くの失敗をしてきた。それも何度か。

 

きっと実行している人も多いと思う。保存容器をガラス製のものにした。耐熱で、さらに蓋が買い足せる、イワキガラス製を選んだ。使い始めたころ、中身がすぐ分かるとはこんなにも便利なんだと驚いた。

作り置きのおかず、一週間分のゆで青菜、煮卵などなど、保存に重宝している。冷蔵庫を開ければすぐに目に飛び込んでくるので、探すことがなくなった。そして調理時間が短くなった。何だかデキる人になったようで嬉しくなった。

液体の保存も耐熱ガラスポットだ。煮物の煮汁だとか、ドライフルーツの洋酒漬け(フルーツ漬けを作ることがメインなのか、漬けた後の洋酒を飲むのがメインなのか?!)も外側から見てすぐわかる。さっきも書いたが、プラスチックは長年使うと色が濁ってくるし、臭いも付く。結局ガラスの方が長く、気分良く使えると思う。

冷凍保存には、ステンレス製の保存容器を使っている。金属は熱伝導率がいいので冷凍向きだと思う。ただし中身が見えないので、蓋部分に中身を書いたメモを貼り付けている。

※冷蔵庫近くにペンとマスキングテープをぶら下げておくと便利!

 

空き缶や空き缶の蓋をトレイ代わりにして、ジャンル別に分けて整理すれば、探すのも、取り出すのも簡単になる。

と言っても、ジャンル別に分けられるというのは、自分の調理の癖を知っていなければできないこと。どんな調理をすることが多いのか、何をどんな状態で保存するのか(または、したいのか)振り返らないと、冷蔵庫はまた迷子王国になる。

冷蔵庫の中身をチェックしよう。常時ある食材は何だろう?それが入る大きさはどの位(つまり保存容器の容量は、どの位が適切)?どんな量・状態で保存する?

ここまで振り返ることが出来たら、使いやすい冷蔵庫はもうすぐ。

まだ続く。


冷蔵庫の掃除と使い方改造

2024年04月22日 | お片付けの基本

随分と暖かくなってきた。今日は冷蔵庫の掃除について。

本当は、寒い時期に冷蔵庫の掃除をした方がいいと思う。だって、中身をすべて冷蔵庫から出して、アルコールで拭き掃除をするから。暑いと、肉やら牛乳がぬるくなってしまう。でも、寒すぎると掃除をしたくなくなるのだ。冷蔵庫を開けるだけで冷気がヒヤリ。あぁ、凍える。

 

そんな訳で、春先にするのが定番になった。忘れっぽい私は、冷蔵庫にモノを詰め込まないようにしている。何が入っているか分からなくなり、カオスと化することが目に見えてる!…から。買ってくる食材もだいたい決まっているので、指定席があるものも多い。冷蔵庫での探し物はまずない。エッヘン。楽で嬉しい。

でも、最初から楽だった訳ではなく、『探す』と『(食べごろを逸して)ダメにする』を繰り返していた頃もあった。特に大家族だった時は、買ってくる食材も大量なので、探し物は多かった。無駄や捨てることが嫌いな私には、ストレスのかかる電化製品だったと思う。その上、使い方が荒いと、庫内が臭ってくるのだ。冷蔵庫の臭いが付いた夕飯を、子ども達は嫌がった。そりゃあそうだ。そしてケンカになった。これもストレス…。

そんな中、少しずつ冷蔵庫の使い方を改善してきた。不思議なもので、冷蔵庫の中が乱れていた時の方が、ストレスに気付かない。『そういうものだ』と思ってやり過ごしてしまう。使いやすくなって初めて、それがストレスだったことに気付くのだ。

続く。


ぐるぐる回る

2024年04月18日 | あれやこれや 言いたい放題

土いじりの好きな友人に、頂き物のコスモスの種を半分わけたら、数か月後にホメリアの苗と、パンジーを一株もらった(わらしべ長者だな…)。今週あたりからホメリアは次々花を開き始めた。パンジーなんて、もらってから4か月間ずっと咲きっぱなし。小さな小さな鉢に植えているというのに、なんという生命力!

そう言えば、数年前にもらったゼラニウムとローズマリーが大きく育ちすぎてしまい、欲しいと言う友人に持って行ってもらった。その大きなゼラニウムとローズマリーの枝を一本ずつ挿し木したら、これまた大きくなり、枝を刈った。刈った枝を玄関前に置いて

『ご自由にお持ちください』

と貼っておいたら、お礼のメモが残されていた。

ゼラニウムをもらってくれた友達からは、乾燥レモングラスがやってきた。ちょっと干からびていたけれど、試しに土にさしておいたら、なんと根付いた。

元々自分のものは何一つないのに(すべて頂き物から始まっている)、育っては差し上げたり、逆に頂いたりとぐるぐる回る。植物だけでなく、植物に乗っかって人の気持ちもぐるぐる回る。もらおうと意図してないのに、ぐるぐる回る。面白いと思う。

苗が育っていく楽しさを味わい、大きくなれば庭の広いお家にお嫁入させ、新顔の苗を植えて…ただそれだけ。ふと思った。『差し上げると、どこからか頂く』そんな法則があるような気がする。

モノは溜め込まずに、ぐるぐる回そう。溜め込むほどに、モノも人間関係もほこりをかぶって古びてくる。