子どもの頃に
夢中で見ていた
テレビドラマ
超能力のある少年
時間を、止めたり
夢中で見ていた
テレビドラマ
超能力のある少年
時間を、止めたり
また、動かしたり
自由自在に操る
それで、悪漢を
自由自在に操る
それで、悪漢を
やっつけたりする
あんな風に
出来たら、良いのに
子どもの自分は
そんな願望を、抱いていた
その少年は
縦、横、奥行きの
この世界に生きているけど
しかも、時間を
自由自在に、操れる
だから、四次元に
この世界に生きているけど
しかも、時間を
自由自在に、操れる
だから、四次元に
生きることが、出来る
そんな、超能力少年なんだ、と
そう言う、お話だった
多分、そんな風な考え方は
そのドラマだけじゃなかった
その時代の、SFの世界では
そんな、超能力少年なんだ、と
そう言う、お話だった
多分、そんな風な考え方は
そのドラマだけじゃなかった
その時代の、SFの世界では
時間を、操る
そんな異能の持ち主が
そんな異能の持ち主が
いたりする話は
それなりに、あった気がする
それなりに、あった気がする
だから、この世の中は
三次元の世界で
四次元の世界は
四次元の世界は
そんなものかな、と
ずっと、思っていた
でも、いつの頃からか
なんとなく、違う思いも
抱き始めたんだ
それは、この世の中は
縦と横と、奥行きもあるけど
時間も、こうして流れている
確かに、止めたりとか
動かしたりとか
自由自在に、操るなんて
そんなこと、出来はしないけど
でも、間違いなく
時間は、流れている
そう思うと、それって
縦と横と、奥行きと
更に、時間もある
四次元じゃないのかなって
そう、思えてきた
ずっと、思っていた
でも、いつの頃からか
なんとなく、違う思いも
抱き始めたんだ
それは、この世の中は
縦と横と、奥行きもあるけど
時間も、こうして流れている
確かに、止めたりとか
動かしたりとか
自由自在に、操るなんて
そんなこと、出来はしないけど
でも、間違いなく
時間は、流れている
そう思うと、それって
縦と横と、奥行きと
更に、時間もある
四次元じゃないのかなって
そう、思えてきた
なにか、勉強して、とか
本を、読んだり、とか
そう言う面倒は、しないから
勝手な、妄想だけどね
時間は、こうして
当たり前に流れる
そんなものだと
思っていたけど
本当に、そうなのかな
時間のない、三次元の世界は
無いんだろうか
いや、あるなし、じゃなくて
現に、縦、横、奥行きと
そこに流れる時間は
共に、あるけど
座標軸は、別にあって
目には見えなくても
時間も、独立した
一つの、次元じゃないのか
そうじゃないのかな、と
今更、科学的に
どうなのかな、なんて
調べる気にも、ならないけど
そんなことは、どうでも良い
今の自分は、この世界を
時間は、こうして
当たり前に流れる
そんなものだと
思っていたけど
本当に、そうなのかな
時間のない、三次元の世界は
無いんだろうか
いや、あるなし、じゃなくて
現に、縦、横、奥行きと
そこに流れる時間は
共に、あるけど
座標軸は、別にあって
目には見えなくても
時間も、独立した
一つの、次元じゃないのか
そうじゃないのかな、と
今更、科学的に
どうなのかな、なんて
調べる気にも、ならないけど
そんなことは、どうでも良い
今の自分は、この世界を
縦と横、それに、奥行き
更に、時間
そんな四次元世界だと
勝手に、思っている
縦横、奥行きだけじゃない
それが、移り変わる
更に、時間
そんな四次元世界だと
勝手に、思っている
縦横、奥行きだけじゃない
それが、移り変わる
こうして、あの暑くて
いのち燃え盛った夏が
すべてが、実り
でも、いのちは衰える
豊かだけど
ちょっと、寂しい秋
こんな季節の移ろいも
みんな時間のおかげで
操りたいなんて
そんな不遜な願望は
今の自分には、まったくない
やっぱり、四次元世界は
華やかで、でも寂しくて
華やかで、でも寂しくて
凄く、良いなって…