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日記、日々の想い 

レッスンは、自己紹介から

みんな、着席
先生は、みんなの間の席
まあるい感じで
これは、ちょっと良い
さあ、自己紹介、だそうだ
嫌だなあ、最初は
みんなの様子見して
工夫する時間が、欲しい
先生の隣から、になった
先生は、真向かいに
座っているから
自分は、だいたい
真ん中位の順番だ
よし、ちょうど良い
ある程度は
みんなの様子を見て
それから、自分だ
かと言って、後ろ過ぎず
あんまり、待たされても
ちょっと、辛い
挨拶が、始まった
だいたいこんなスクールは
みんなそうだけど
女性の方が、人数が多い
ただ、挨拶の感じで
やっぱり、前のスクールと
ちょっと、レベルが違う
自己紹介の印象は
自分のような
ズブの素人もいるけど
経験者も、かなりいるようだ
みんな、言葉を濁してるけど
それでも、はっきり
経歴を言った人もいる
37才以上だから
若い子は、いないけど
気になった人は
何人かは、いた
一人は、まず
団塊の世代の女性
ミュージカルの
オーディションに
受かった事が、あるらしい
それから、37才の男性
某有名私学の出身で
演劇部で、舞台経験ありらしい
あれっ、セミプロじゃん💦
それから、ちょっと
目立つ女性だ
どう見ても、37才じゃない
ケバくて、浮いている
シニアスクールの生徒じゃない
まあ、彼女は
後々、色々、分かったけどね
それ以外の人たちも
自主制作で
CDを、出した高齢男性とか
会計事務所を
数社、経営している社長さんとか
まあ、いろんな人がいる
でも、なんとなく
みんな、テレビが好きで
テレビに、映りたい
言わなくても
そんな気持ちも、仄見える
このスクールが
大テレビ局の系列だから
その威光も、あるのかな
それなりの人が、集まった
そんな印象だった
それで、自己紹介
みんな、結構迫力あるな
負けてらんない
いや、でも
そうでもないか
その辺の宴会芸でも
心配になる人もいる
まあ、でも
こんなもんか
そんな、焦る事はない
所詮、自分も
たかが、ど素人だ
経験者に、負けるのは仕方ないね
これから、頑張ろう
でも、そんなことは
考えるのは、あとだ
さあ、自己紹介
でも、もう
正直なところ
散々、練ってある
身の丈に、合わせてね
演劇の経験など、まったくない
もちろん、映像作品出演とか
ある訳もない訳だし
自分らしさが
いちばん、必要だな、と
そう思った
確かに、自分は
半引きこもり人格
或いは、他人にない
狂気は、あるとも言える
でも、それでも
精神科とか、心療内科とか
行ったことも、無いし
行きたいとも、思わないし 
行けと、言われたことも無い
上手く、自分を
自分の歪んだ精神を
制御出来てる、のかも
知れないとも、思う
だから、自分は
見た目、意外と普通
いや、見た目は
ごく普通の、会社員だ
考えてみれば、当たり前か
実際、そうだったんだから
だから、それを
強く意識していた
実際、最初のスクールで
事務所の社長と
面接した時だった
なんか、普通な感じ
それが、良いって
そう言われた
かえって、それが武器になるって
この業界では
その方が、貴重だと
確かに、あのスクールでも
遊び人風とか
じゃなきゃ、オタク系とか
いちばん、普通なのは
当たり前の会社員風は
自分だった
しかも、自分だけだった
それで、このスクールだ
やっぱり、近い世代は
少し、雰囲気が違う
遊び人風、自営業者風
いや、役者風もいるか
やっぱり、大丈夫
ありのままを
思いっ切り、出す
自己紹介に、立って
無心で、でも精一杯
声は、張れていた
会社員としての、普通の履歴と
そんな普通が、自分の個性で
それを、活かしたいと
しっかり、話せた
そうだな
これから、何をやるにしても
自分は、自分
生まれつきの、自分もあるけど
あれこれ、彷徨いながらも
生き抜いてきた自分
その自分を
この世界で、ぶつけてみよう
いや、違うな
ぶつけてみたい、だな
        to be continued
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