敬服するしかない
ビルマ戦線では
交戦など、二の次
撤退となり
食うや食わず
伝染病で
ばたばたと
倒れて行ったらしい
そこから、生き残って
戦後の混乱期を
乗り切って
７０代後半で
瀕死の大病
そこから、立ち直って
９３歳迄
生きたのだからね
春先に、倒れて
秋には、日常生活には
問題が、なかった
義母は、更に
深刻な病状になり
入院となったこともある
健康を、回復しても
介護の心配はない
そんな、色々と
落ち着いて
すっかり、あの
夢のことなど、忘れた
晩秋の一日
その朝だった
朝は、おまえは
いつも通り
すっかり、てきぱきだけど
いい加減な、手抜きの極地
簡単に、あれこれ
もう、背広姿
簡単に、食べ物を
口に、押し込む
うんっ❓
あれっ、おばさん⁉️
顔色、悪いよ❗️
「どうした❓」
「また、変な夢…」
なんだ、おばさん👎
忘れてなかったのか⁉️
もちろん、おまえも
ぴんと、きたよね
それから、食べ終わって
新聞に、目を通して
そそくさと
出掛ける
でも、彼女も
一度話し出したから
止まらないみたいだ
ぽつぽつだけど
出掛ける迄の間
いや、駅迄
送ってくれた
クルマの中でも
一通り、話は聞けた
「なんか、気持ち悪い」
もちろん、彼女が
過去に、予知夢かなって
思った時と
なんか、雰囲気が
似た夢だったらしい
なんか、凄く普通
その会話をした相手とは
長男が、小一の時に
関わりが、あった
彼女は、どうしても
自分が、と言う
性格ではない
でも、学生時代には
運動部の部長を、やっていた
おまえなどとは
真逆二乗なタイプだよね
おまえは、馬鹿みたいとは
思うけどね
学校でも
スポーツ少年団でも
必ず、父母会の
学年責任者を
押し付けられてくる
例えば、ＰＴＡ会長とか
父母会や、自治会の会長とか
一番目立つ役を
する訳じゃないけど
現場責任者と言う
面倒い役を
押し付けられてくるタイプ
だから、長男が
小一の時にも
案の定だ
学習塾を、始める時で
忙しいのに
学級の、父母会委員長を
押し付けられてきた
まったくね
お人好しにも
程が、あるよね
そして、学級では
クラスの父母会で
子どもたちと
担任を交えて
懇親会を、やるらしい
それも、教室で
茶話会を、やるとかはだめ
場所も、借りたりして
みんなで、遊ぶような
企画を、しなければならない
えっ、我が家はまだ
引っ越して、一年だよ
しかも通う小学校は
住宅地の子どもたちも
通うけど
開校百年以上の
地元の古い小学校
よそ者の我が家が
突然って
大丈夫かって話
毎日、帰ると
こっちは、疲れているのに
どうしよう、どうしよう
まったく…
でも、副の人が
小学校の隣の
地元の農家のお嫁さん
助けられてたらしい
その奥さんのご主人が
もちろん、地元の人
でも、ありがちな
爺婆の兼業農家
本人は、都内に通勤する
会社員らしい
ただ、その人の
同級生の友達が
町役場に、いるのだと言う
そのご主人の口利きで
近隣の巨大県立公園の
広場やら
町役場所蔵の遊具やらを
借りられて
結構、楽しい
クラス会に、出来たらしい
感謝、感謝だけど
町役場に、口利きしてくれた
ご主人は
自分と同じで
会社員だから
平日の催しなどには
出られる筈もない
だから、ご主人には
お世話になった
ご主人には
奥さんを、通してお礼
実は、顔も知らないどころか
電話で、話したこともない
そうなのだと、言う
そして、その朝の夢
何故か、彼女は
そのご主人と
談笑しているのだと言う
もちろん、顔は
見たことのない
知らない人だけど
何故か、あの時に
お世話になった
ご主人だと
分かるのだと、言う
いやあ、そう言われても💦
我が家は、悪ガキで
スポーツ少年団に
彼女も、掛かりっきり
先方のお子さんは
おんなの子だから
奥さんとも
最近、会っていないらしい
いやいやいや
そうは、言われても…
to be continued
