見出し画像

日記、日々の想い 

番長と友だちだった

番長と友だちだった
悪ガキとか
いや、ガキ大將でもない
おとなになったら
そっち系の幹部とか
そんな彼らと
どうしてだろうね
だいたい、そう言う彼らには
取り巻きがいた
その中に、入る訳じゃない
入ったら、末席だしね
喧嘩なんか、した事ない
そんな情弱だったから
でも、席が近いとか
ちょっとしたきっかけで
話たりすると
きりがない関係になれた
もちろん、完全な
対等なんかじゃない
かと言って、上下関係
そんな感じでもない
幼いなりのおまえの
多少、立ち回りを覚えた
処世術も、あったかな
でも、踏み込むと
深い触れ合いになった
いろんな事を話した
夢とか、悩みとか
二人だけでね
二人遊びもした
他愛もない
少し、気づいた事がある
寂しいんだなって
ひとりなんだなって
取り巻きには
威張り散らしていても
いつも、虚勢で
きっと、寂しくて、虚しくて
ちょっと、おまえと
おんなじなのかもなって
だからって、どうもないけど
生きる世界が違うから
関係は直ぐなくなった
でも、忘れないな
おまえもひとりで
彼らもひとりで
ふたりの時は
ふたりだったから
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日々のうた」カテゴリーもっと見る