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日記、日々の想い 

ひとりが、良いおまえ…

人波に揉まれること
おまえは、それが嫌い
人波の外に居たい
いつも、そう思う
空いている場所が良い
だから、いつも
人波から外れる
外れた外側
人波の外側
なんか落ち着ける
誰の肩にも触れない
誰とも触れ合わない
それは、良いな
凄く、楽だ
いや、でも
そんなでも
ひとの視線がある
距離を取れても
視線が防げない
なんなら、やっぱり
視線もない方が良い
人波の外側じゃなくて
人波の外が良い
いや、出来たら
人波の無い世界良い
ひとのいない世界でも良い
そんな風に、思う
おまえ、でも
人波の無い世界を
おまえは、知らない
それは、そうだ
まったく、ひとのいない世界
それを、おまえは知らない
今は、こうして
ひとりの部屋で、佇む
でも、それは
その壁の向こうには
あのドアの向こうには
ひとがいるって
知ってるからだろう
そうは、思う
確かに、今は
こうして、壁に囲まれて
ひとの視線を感じない
それで、落ち着ける
それは、そうだけど
でも、それは
ひとの視線が
なくなったことじゃなくて
視線の無い世界で
落ち着いている訳じゃなくて
視線から遮られて
でも、その向こうには
ひとの視線があって
おまえは、そのことで
こうして、ここで
ひとりみたいに
でも、ひとりじゃなくて
だから、そんな風だから
こうして
ぼんやり、佇んでいる
いられるのかな…
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