Casa d´ Angela

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息子の病気②

2005-04-30 | 息子
入院生活2ヶ月ちょっと。
毎日、仕事を17:00に終え、面会時間18:00までなので、車を飛ばした。
面会時間は、15:00~18:00。
小児科なので、19:00消灯。

勿論、17:00の夕食時には、間に合わない。
他のお友達の家族は、15:00になると面会に訪れていた事を、小さい子供ながらに寂しく感じていた。
子供には、とても寂しい思いをさせたと思う。
仕事を辞めようかとも思った。
でも、母子家庭の私には、そんな事は出来ない。

毎日、30~40分くらいしか面会時間は無かった。
土曜、日曜は面会時間一杯、一緒に過ごした。

やはり面会時間終了時間が、一番辛かった。
子供が、一緒に帰りたいよぉ・・・って大泣き。
入院2ヶ月ちょっとだったが、毎日泣いて離れなかった。
面会時間終了時間近くなると、抱きついて離れなかった。
「先生、早く息子の病気が何なんだか、教えて下さい」・・・

でも、入院先の病院では、初めて受けた病気だったらしい。
担当医も、なかなか病名が付けられなかったよう。
遠くは東北まで出張し、勉強して治療にあたってくれた。

一生治らない病気だし、原因も不明な病気だし、安易に病名を口に出せなかったのだろう。
今となっては、仕方が無かったのかなと思う。

入院中は、MRを初め、肝生検も受けた。
小さい体に、5mmくらいの太さの針をさして、肝臓の細胞を取るなんて・・・
息子に、どれだけ「ごめんなさい」を言ったか。
良く頑張ったね・・・なんて、口には出来なかった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
yumekoさん (HIRO)
2005-05-05 12:44:09
小さいながらに頑張っている子供の姿、励みになるというよりも、胸が痛みます。
返信する
 (yumeko)
2005-04-30 20:34:18
私がその立場だったら、と思うと涙が止まらない。
返信する

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