切干大根七目煮
乾物は栄養満点。水に戻すなどの下準備さえできていれば、切ってありますし時短で、料理後のおいしさ持続力も高く、つくり置きに向いています。
素材の旨味が引き立つよう味を濃くしすぎないのがポイントです。

水煮大豆の代わりにむき枝豆を使うと彩りがよくなります
【材料】(作りやすい量で)
・切干大根 30g程度
・切昆布(きざみ昆布) 15g
・干ししいたけ(スライス) ひとつかみ
・にんじん 1本半(普通サイズ)
・油揚げ 2枚
・しらたき 200g
・水煮or蒸し大豆 適量 ※もしあればむき枝豆
・油 大さじ1
・みりん50~80ml程度、
・砂糖 大さじ1、
・だし醤油 大さじ2
・塩 適宜
・ごま油(仕上げ用) 適量
【作り方】
1.干ししいたけと切昆布は、さっと洗ってひたひた量の水に浸けておきます。可能であれば冷蔵庫で一晩おく。使う時には水分をよく絞ります。戻し水は出汁になるので捨てないで。
2.切干大根は調理前30-40分水に浸けて戻してからよく絞ります。戻し水は100ml程度取っておきます。油揚げはさっと油抜きして(この料理では表面に熱湯をかけてペーパータオルで抑えて)短冊切りにします。
3.しらたきはパックから出してさっと洗い、長さ5㎝程度軽くざく切りして水を切ります。にんじんはシリシリ器で細切りにします(5センチ程度の千切りでもOK)。
4.幅広の鍋かフライパンに油をひいて熱くならないうちに大豆以外の材料をすべて入れ中火強めで炒めます。
5.油分がなくなったら火を弱めにし、みりんを加え「みりん炒め」をします。砂糖を加え10分程度炒め、だし醤油と1の戻し水を加えて、時々返しながら蓋をして炒め煮をします(20分程度)。
6.具材がある程度柔らかくなったところで、大豆を入れ炒め合わせ、味見をしながら必要に応じて砂糖やだし醤油、塩を加えるなど好みの味に調えてください。ただし、濃くならないように。
7.水分が不足した時は切干大根の戻し汁を加減しながら使います。
8.少量のごま油を回し入れ、火を止め、蓋をして20分以上蒸します。時々全体をかきまぜながら蓋をしてそのまま。
9.全体の火通りや味の調和を確認し出来上がりです。主役級の副菜になります。