卵と私の日常サタン事

認めたくないけど…
金銭に余裕がある時は
ストレスも比例してたまって…
貧しい時は…何だかんだ楽しいwww

すもももももも…ももももも…

2023-11-21 11:30:17 | 日記


CIAお昼のニュースです。

猿組(えんぐみ)と
一犬会(わんわんかい)の
抗争が本日収束しました。

長年…縄張りの境で争いあっていた
猿組と一犬会ですが
雉corp.(きじ社団法人)の
調停により
協力関係を結ぶ事となりました。

キジ社長が熱海隠し温泉に
双方の組を招待し
キビダンゴ酒で饗したところ
心地よくなった猿組と
一犬会のメンバーは
養子縁組を結んだとのことです。

現場のFBI特派員の
風場さ~ん!
風場さ~ん?
電波が繋がらないようです。

では…次のニュースです。







【THE LEGEND OF PEACH】



過去の…遠い過去の話です。

プライバシー保護のため
某所と記載する。
某県某市
老人夫妻が居住していた。

某日未明
老婆は河川敷に洗濯に…
老爺は山岳に
芝刈りの為…入山した。

老婆が洗濯の途中
上流から桃が漂流してきた。






「なにゆえ
桃が漂流してきたのか
理解不能なり!」


そう言い放ちながらも
老婆は拾い食いを
決意したという。

早速…帰宅後…
桃を食そうとした所
老爺が帰宅。
そのまま口論になったという。


『やい糞婆あ!
拾い食いとは
此れ如何に?』


「黙れ黙れ…
痴呆症爺い!
貴様の稼ぎが悪いから
ろくに飯も食えないのじゃ!」


老婆は
鈍器で数回
老爺の左側頭部を殴打!
それに対し老爺は
バールの様なものを
振りかざし応戦。



「はい…
突然男がバールの様な物で
金庫の様な物をこじ開け…
現金の様な物を奪って…
黒い様な車の様な物で
逃走した様なモノです」



『はい…
犯人は中肉中背で…
太った痩せ型…
ふさふさのハゲで
10代から70代の間…
男だか女だか分からない
バールのような人間です』



「こちら…現場の風場で…す…」


『風場さ〜ん?
もう本編に入ってるんで
結構です!』


「申し訳ありませんでした!
現場からは以上です〜!
マジかよ…ダッルかったり!」


『風場さ~ん?
まだマイク繋がってますよ~!』


「うっひゃ〜!
失礼しました〜!」


そうこうする内に
なにやら桃内部から
人間の指らしきものが
飛び出しているのを
老婆が発見した!


『ややっ?奇怪な!』


見ると
その指が動いた!


「ぎゃっ!」


『ひいっお助けぇ!』



ぐちゃ

ずるぅ

ぴちゃ






「ぎ…ぎ…ぎぃ…」



なんと桃の内部から
胎児が現れたではないか。

『不吉な…』

「グロいなぁ…
あ!そうだこいつ
グロ太郎と
名付けようぜwww」


数年の後…


グロ太郎は
老夫妻に虐げられながらも
懸命に生きていた。
そんな某日…


『おい…グロ太郎!』


「グロ太郎って呼ぶなや…」


『つーかどーでもいいけど!
お前そろそろ鬼ヶ島いけや!』


「えっ?いや…何の為に?」


『グロ団子持ってけ!
どーせ途中で
モノノケの類を
仲間にすんだろっ?』


「いや…言い方っ!」


「ちょwww
ジジィそれ
チョーウケるん
ですけどwww」





「…やい!ばばぁ…
鬼滅の…
ヤイババァ!(#^ω^)凸」


というような経過で
老夫妻が太郎を
送り出した後の話をしよう。


ペロリロリロリン〜♪

ペロリロリロリン〜♪


「…はいっ…」


「どう?鬼退治うまくいってる?」


「てめーババァ!
仕事中に電話掛けてくんなっ
つってんだろうがよ!
しかもライン無料通話でっ?」


「鬼ヶ島の場所
ラインで送っといたから…
あと…
猿と犬は仲が悪いんだから
歩くときは間にキジを挟めよ!
あと…
あんたは桃から産まれたんじゃ…」


「わかってるよ!
いちいち電話して来んなやっ!
ナビで行くから大丈夫だわっ!
犬猿の仲だろ…知ってるよっ!
あと…
俺は桃から…産まれ…?
えっマジか?ちょ…待てよ!」


ぷりょん


「あ切れちゃった…?
通話切れちゃった!」


ライン〜♪



《モンキー!
グロさん聞いてくださいよ…
まぁた犬の野郎が
俺のエサを勝手に食って…》


ライン〜♪

《ワンワンワン!》


ライン〜♪



《キジジー!
グロロ〜?あんさ〜!
やってらんないんだけど
給料安過ぎんだよね
そもそもダンゴだけで
肉体労働強いるなんて
労働基準法に抵触してんよ!》


ライン〜♪

《ワンワンワン!》


ライン〜♪

《あ〜鬼です…
なんか〜?
グロ太郎さん…
鬼退治に向かってるって…
ホントですか?
途中ガケとかあるんで
気をつけて来て下さいね》


ライン〜♪



《ワォーン!》





「全員うるせー!」




ピッ!


【グロ太郎が
ライングループを
退会しました】







「あ〜!
イライラすんなぁ〜!
めんどくせ〜!
退治に来たぞ!鬼野郎〜!」


『ちょっと…
静かにしてくださいよ…
寝てる鬼もいるんですから…
グロさん…マジで
鬼退治に来たんですか?』


「ああ!
ちゃっちゃっと
金銀財宝よこせや!」


『何でなんですか?
我々はあなた方に
何もしておりませんよ?
それなのに…
鬼を退治して
金品まで奪うとは…
強盗殺人じゃないですか?』


「うむ…
そう言われてみれば…
色んな事があって…
イライラしていて…
冷静さを
欠いていたかも知れないな…
よもやよもやだ…
穴があったら入りたい!」


『どういう事です?
何かあったんですか?
私で良ければ
相談に乗りますよ?』


「かくかくしかじか…
俺は今までよくやってきた!
俺はできる奴だ!
そして今日も!
これからも!
たとえ桃から
産まれていたとしても!
俺が挫けることは絶対にない!
ライングループ内でケンカが…
俺の出生の秘密…
ひとつ人の世の醜い鬼を…
あ…醜いとか言ってゴメン…」





『良いんですよ(*´ω`*)
それより…
どうしてここに?』


「いや…
ジジ…おじいさんと
おばあさんに促されて
鬼退治に行ってこいって…」


『やはり…そうでしたか
我々は
こういう見た目ですから
昔から反社会的な鬼組織と
見られがちですが…
実はこっそりと
人間様を裏から
守っているのです!
時には…
泣いてる子は
いないだろうか?
泣く子はいねがと…』


「あ…なまはげ…!」


『時には屋根の上から…
魔除け…厄除けの為に…』


「はっ!鬼瓦…」


『鬼っ!鬼…
鬼が!鬼…鬼が!』


「それは!カスカス…
いや…
お…オニオニダンスっ?!」




『あ〜〜〜ぱ〜〜〜!』


「ピンクベストの人…
あの人…実は…
鬼だったのか…!」


『まぁだから…
我々は見た目は
ガラの悪い
チャラチャラとした
すぐ女優とかに手を出す
六本木界隈を根城にしている
オラオラ系ホストに
思われがちですが…
実は中身は優しい…
まるでエグザイ…』


「やめとけっ!
それ以上言うなっ!
あの人たちは
確かに良い連中だが…
ファン層がヤバいからっ!
ファンのガラがヤバいからっ!」


『だから我々は
こうして中目黒…
違った…
鬼ヶ島でひっそりと
暮らしているだけなのです』


「なるほど…
見た目だけで
あらゆるものを
排除したがる
人間こそがまさに…
【鬼】
なのかも知れないな…?」


『あなたも…
桃から産まれたのであれば
さぞかし人間界では
生きづらいでしょう…
どうです?
我々と
ここで暮らしませんか?』


「うっうっうっ…
ありがとう…
ありがとう…鬼さん…」


『さぁ…こちらへ…
上○彩にも会えますよ!』


「マジでっ!
…武○咲にも会えるっ?
喜ンディーーーーー!」


『あと上納金を納めてくれれば♡』

「何ですかそれ?」

『あうん…家賃みたいなもん♡』

「……………」



数年後…

【鬼桃組】事務所に一本の電話が…


「あいよ!こちら鬼桃組!」


『あの実は…
鬼の様な
ジジイとババアを
退治して欲しいんですけど…』


「あ~ごめんなさいね…
今予約がいっぱいなんでね…
そーゆーのは
みのさんにでも
相談してくださいや!
お願いしますね!じゃ…」


『待ってください…
電話を切らないでっ!
グロ太郎さん!』


「貴様!どこで…その名を?」


『貴方に…
その名前を付けた
張本人にですよ!』


「ちっ老いぼれめっ!
まだくたばって
いなかったかっ?」


『ジジババ退治!
引き受けて
くださいますよね?』


「当たり前だ!」


『それじゃ…
よろしくお願いします…』


「おい…待ちな!」


『えっ?何でしょう?』




「500億円…
完全前金制で御座いやす!」



『ボッタクリかいっ?
もうええわ!
この鬼〜〜〜!(≧高≦;)ノ』






鬼〓たまこ〓滅


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