最終電車に乗っていた。
ふと
ドアの所を見ると…
20代後半の
ひとりの女性が
もたれかかっていた。
いつもなら…
とりわけ気にもならない
光景なのだが…
肩から掛けたバッグを
重そうに持っている。
電車の中は
多少は込んでいたものの…
席は
ちらほら空いている。
それなのに何故
あの女性は
座ることもせず
思いつめたような表情で…
ドアに
もたれかかっているのか?
これは…
妄想するに
充分な素材である♪
という訳で…
こんな妄想をしてみた↓
不倫関係にあった
須藤総務課長から告げられた…
突然の別れ話に
思わず…
近くにあったハンマーで
殴り殺してしまった!
ふたりの関係は、誰も知らない…
都内にある
このマンションも
須藤が
私との逢引のために借りたもの…
部屋中の痕跡は消した!
残るは
この凶器になったハンマーだけ…
愛していた!
私は須藤を…
愛していたはずなのに…
いえ…
だからこそ!
私は私の愛で
須藤をこの手にかけた!
安心していいわ…須藤!
あなたがあの世で
寂しくないように…
あなたが愛する
あの女も…
すぐそっちに送ってあげる…
須藤宅に向かって
電車に乗り込んだあけみは…
ずっしりと重い
ハンマーが入ったバッグを
両手で持ちながら…
窓の外の流れゆく景色を
見つめていた。
「殺してやる
殺してやる
殺してやる
殺してやる
殺してやるころ…」
何があったか覚えてないの
右手にハンマー握りしめ
朝の光が眩しくて
横たわった男を照らす
煩悩の船で業の海を征く
ラララ
自我崩壊の夢を見ただけ
床の血痕拭いつつ
子供の頃を思い出す
打撲に歪んだ男に比べ
なんて静かな一日の訪れ
煩悩の船で業の海を征く
理性崩壊の夢を見ただけ
征服欲の湖水は満ちて
流れて落ちる破滅の滝へ
光る落涙なが為ぞ
愛する人は我が手中
煩悩の船で業の海を征く
秩序崩壊の夢を見ただけ
胸中深く轟きて
声が聞こえる血潮の声が
呼んでいざなう混沌の
ブラフマン的大宇宙
煩悩の船で業の海を征く
ラララ
自我崩壊の恋の闘牛~♪
うはっ♪
妄想が、広がりますなぁ♪
須藤って…誰だよ?www
暇〓たまこ〓人
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