人生は一列つなぎのオセロだって
生まれた瞬間に喜びの白を置き
そのあと痛み苦しみの黒が並ぶ
それでも
もう一度だけ死ぬ間際でもいいから
もう一度喜びの白を置けたら
それまでの黒は
綺麗にひっくり返るって…
俺こないだそんな事を言われた。
ふざけんじゃねぇって思った!
そんな簡単じゃねぇって!
だけど…だけどあなたと同じく
ほんの少しだけ
思い当たる節があったから
それをどうにかこうにか
信じてみようと思ったんだ。
俺さ思うんだよね…
ブッ飛んでる奴らなんか
何もスゴくないと思うんだよね。
イカれてる奴らなんか
何もスゴくないと思うんだよね。
シドヴィシャスもカートコバーンも
人生半ばで死んだヘタレじゃねぇか!
オレたちは…
真っ当は真っ当なりに…
職場の上司も殴れずに…
バイトのブッチも出来ずに…
今日の昼飯代を考えて…
目の前の子を好きだって言って…
告白するときは足が震えて…
自分に可能性があるのか…
出来るのかどうか迷いながら…
迷いながら迷いながら迷った結果…
踏み出す一歩が
俺は
ROCK'N'ROLLだと
HIPHOPだと
パンクロックだと思うんだよね。
ブッ飛んでなくったっていいぜ!
イカれてなんかなくったっていいぜ!
普通でいいんだ!
真っ当は真っ当なりに!
お前を全うしろよ!
俺は…俺を全うするよ!
一生懸命やればやるほどに
絶対やるって言えば言うほどに
それが出来なかった時っていうのは
惨めで格好悪いものなんだよ。
そういう格好悪い奴のことを
人は…
笑うんだよ
馬鹿にするんだよ
そんなふうにされて
傷ついた俺は…
その傷をちょっとでも癒やすために
俺も誰かを馬鹿にしようとしたんだ…
誰かの真剣を笑って見下して
ちょっとでも
心を楽にしようとしたんだ…
そしたら本当に
本当にちょっとだけ
楽になったよ…
誰かを馬鹿にして誰かを笑ったら
ちょっとだけ心が楽になったよ
だけど…だけど代わりに…
俺の大好きなあの歌は
俺の大好きなあのミュージシャンは
俺に歌を歌ってくれなくなったんだ!
それが悲しくて
それが切なくて
見下されることよりも
笑われることよりも
何よりもそれが悔しくて
今まで恥ずかしかったこと…
夢や希望を真顔で語ったこと
今まで恥ずかしかったこと…
あいつ痛い寒いと言われたこと
今まで恥ずかしかったこと…
身の程を知れって言われたこと
何より恥ずかしかったこと…
それを恥ずかしいと思ったこと!
だから俺
もうやめたの
格好良い言い訳はやめるんだ!
冷めた笑いもやめるんだ!
春が来なきゃ
始まりを感じられないっていう
ダサい大学生みたいな事をいうな!
あなたと同じく
俺たちもまた会う日まで…
たった一回きりの人生を
お互いに命を懸けて
命を
えがけ〜!
諸〓たまこ〓刃
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