何を以ってして
【大人(おとな)】
と呼ぶのか…?
その疑問にぶつかった時
私は…
はたと考える。
大きな人だから
大人なのか…?
満18歳を
超えたから大人なのか…?
或いは
働いて金銭を
得るようになったら
大人なのか…?
『子供っぽい大人』
というのがチラホラいるが…
どれだけ行動が幼くても
それを果たして
大人と呼んでいいのか…?
そんなことを考えていると
ふと愛猫の
【ノミとりシャンプー】
が目にとまった。
見ると…
『これは…飲み物ではありません』
と表示されてある…
そりゃそうだ!
「いやぁ暑い暑い
きょうは暑かったなぁ…
ああ…のどが渇いた!
おお…ノミとりシャンプーがある♪
ちょっと…そこのグラス取って♪
…あれ?これ…
飲み物じゃないんだ!?
危ねぇ〜〜〜!
思わず一気飲み
するところだったぜ!
ありがとう!
親切な表示です♪」
とか言う馬鹿は…
世界中広しといえども
おそらく…
2人ぐらいしかいないだろう。
(↑あんたの他にあとひとり誰だ?)
明らかに
飲み物ではない物を
飲み物ではないと
言うのは
これは
大人を馬鹿にしている
としか思えない!
これはまぁ…
憶測ですが…
子供が謝って
飲んでしまった場合に
その親がモンスターの如く…
「ちょっと!
どうしてくれるのよ?
このノミとりシャンプー!
おいしそうな匂いがするから…
子供が誤って
飲んじゃったじゃないのっ!
訴えてやる!ブクブクブク…」
(↑あとひとり居たよ…!)
とか言って
泡を吹いてくるのを
防止するための措置…
あるいは
過去に実際に
そんな裁判が行われて
理不尽にも慰謝料を
ぶん取られてしまった…
企業の為の表示だろう。
さて…
この一連の流れの中で…
果たして
【大人】
がどこにいるのか?
というのが問題である!
まず…
【ノミとりシャンプーを
飲もうと思ったけど…
思いとどまった人】
は…論外としても…
【ノミとりシャンプーを
誤って飲んでしまった人】
は…大人ではない。
『ノミとりシャンプーの
パッケージに
【飲み物ではない】
という表示がないから
訴えると言っている人』
は…大人…か?
『ノミとりシャンプーに
【飲み物ではない】
という表示がなかったから
シャンプー会社を
有罪にした人』
は…大人である!
(裁判官)
『裁判で負けたので
ノミとりシャンプーに
【飲み物ではない】
という表示を
することにした人』
は…大人である!
(企業)
要するに…
私が今
手にしている…
ノミとりシャンプーに
【これは…飲み物ではありません】
と一見
馬鹿げた表示が
書かれていることが…
最も重要な
【大人の事情】
ということなのである。
つまり…
【おもしろいから笑う】
とか…
【悲しいから泣く】
やら…
【憤慨したから怒る】
だの…
そういう喜怒哀楽を
率直に表現するのは
とても幼稚なことであり…
【悲しいけど笑う】
とか…
【腹の中
煮えくり返ってるけど
笑顔で握手する】
やら…
【ここで涙を見せれば…
金銭的に得をするから泣く】
だの…
そうやって喜怒哀楽を
コントロール
できるという事が…
とっても…
【大人】
的ということなのだ!
しかしここで
問題がひとつ…
そう!
『ノミとりシャンプーの
パッケージに
【飲み物ではない】
という表示がないから
訴えると言っている人』
である!
この意見は…
果たして
大人の意見だろうか?
少なくとも…
私には
子供っぽい意見に思える。
だって
そんなことを言い出したら…
ノミとりシャンプーの
パッケージに…
【これは鉄アレイでもありません】
とか…
【ましてや…
明日への希望でもありません】
やら…
【シャボン玉としては…
遊べませ…いや…まぁ
試してみる価値はあります】
だの…
無数に表示する事に
なりかねないからだ。
果たして…
『ノミとりシャンプーの
パッケージに
【飲み物ではない】
という表示がないから
訴えると言っている人』
は実際に…
『ノミとりシャンプーの
パッケージに
【これは飲み物ではない】
という表示がないから
ノミとりシャンプーを
飲み物だと思って
飲んでしまう人が
いるじゃないか!』
と本気で
思っているのだろうか?
いや…そんなはずはない!
だいたい…
【ノミとりシャンプー】
という文字が読めない人は…
『飲み物ではありません』
という文字さえ
到底読めるとは思えない!
つまり…
「これが
ノミとりシャンプー
だということは
百も承知していたんだけど…
ついついうっかり
子供の手の届くところに
ノミとりシャンプーを
置いていて
自分の馬鹿な子供が
誤って飲んでしまった。
けど…
何だか
ハラワタが
煮えくり返っているので…
メーカーから
たっぷり慰謝料
ふんだくってやるわ!
そうよそうよ!
そうしましょう♪」
という
ドス黒い野望をひた隠し…
裁判の途中で…
「ここで
涙を流せば
金銭的に得をするわ♪」
という本音を抑えて…
「ああ…
なんということでしょう…
陪審員の皆さん…
わたしのかしこい子供は
このノミとりシャンプーに
飲み物ではありませんという
表示がなかったがゆえに…
ノミとりシャンプーを
シャンプェ〜ンのように
一気飲みしてしまい
泡を吹いて…
倒れてしまったのです!」
などという…
かつてなら
ありえなかった判例を
導き出して
しまったというわけだ!
結果的に…
『ノミとりシャンプーの
パッケージに
【これは飲み物ではない】
という表示がないから
訴えると言っている人』
が…最も
【大人】
であったという事である!
ああ…
喋りすぎて…
喉が渇いた…
ちょっと…
そこのグラス取って!
ゴクゴク…
あっ(゜ロ゜;!…あああっ!
○o。.…ブク(☓Д☓)ブク….。o○
#大人
大〓tamako〓人
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