こんばんみ、台風がすごいことなっていますね.
だいぶ弱まった、今まっただなかで、これから来る、……日本列島を縦断するので、この恐怖が移り変わっていくのだと思うと.
いつの時間帯に来ても、やだ.
日中はたいていのひとが動いているし、かといって夜は真っ暗で、不気味でかつ使用電力が多い.
わたしね、狼少年の童話の村人状態だったのね.
というのも、「過去最高の雨量」「今までにない」「経験したことのない」というフレーズを聞きすぎて、「はいはい、どーせまたたいしたことないんじゃろ」と、感覚が麻痺していました.
いえ、そんな軽くあしらっていたわけじゃないけど、重く受け止めてはいなかったんだよね.
言うなれば、「一生のお願い!ねっ!!」をことあるごとに言うひとに冷たい視線を送る心境.
数年前までは、天災予報を聞いた夜なんざは、家族全員たたき起こして、ニュースつけて、「電池は?携帯電話もった?」と怒鳴っていたのに.
こういう気の緩みが、命取りになるんだと思う.
かといって、すべての情報に過敏になっていたら、過ごせない.
(わたしの場合は、特に、家族に安全行動を強制するので)
(人権無視するくらい、強制する. トイレ不便でも絶対にこの部屋でねて!等)
かといって、情報を取り逃せば、失う物は大きい.
わたしは、日本の東北に住んではいないので、ニュースのえがく台風の進路の円の中にいます.
数時間前までは、窓硝子がたがただけじゃなくて、壁までごんごんいって、「家倒れるんじゃね?」って怖かった.
そのときは雨が降っていなくて強風だけだった.
30分前は、けっこう雨も降っていた.
今は、秋の虫が鳴くくらいに「ふつー」.
これから消灯して寝るくらいに、また怖い時間が訪れるのだろうか.
ああだめだ、やっぱりわたしは、昼よりも夜のほうが災害は怖い.
*
自然災害からは逃れられません.
じゃからわたしは「減災」という言葉を使用します.
お庭の、暴風でとんでいきそうな鉢に重しをしたり、懐中電灯を手元に置いたり、携帯電話の充電をまんたんにしたり.
ブログを書く等、インターネットでわやわやいっているうちは大丈夫です.
やばい状況のひとは、こんなん見ている余裕はない.
そういうひとにこそ、ぶじでいてほしい.