「どうして緩むんだろう」

ガスケットが崩壊した理由を探しているうちに


エキマニとタービンを固定している


ボルトとナットが緩んでしまう事に


原因があるのではなかろうか・・・。


では、何故。


そのボルトナットは


緩んでしまうのだろう。


そんな謎に


苛まれております、、おはようございます。





工具が入りづらい、狭い箇所。


そのためにしっかりと


締付けが出来ていないのではないか。


たしかに一理あると思います。


３気筒ハイパワー仕様であるがゆえに


固有振動数が多く


結果、緩んでいくのでないか。


こちらも一理あると思います。


しかし、、、


何か腑に落ちない。。。


何かモノ足りない。。。


「コレだ！」　という


決定打が無い中で


ワタクシの自己完結すら出来ない状態です。。





疑惑の眼が


タービン側のボルト座面が


フラットではない事を発見します。


流用タービンなので


本来の取付け方法が判らないのですが


たぶんボルトナットでの固定は


正規の方法ではないのでしょう。


思うに・・・





タービン側のフランジに


ネジ山が切ってあって


エキマニ側からボルトで締め付ける。


そんなイメージを


具現化してみました。





狭い箇所でもトルクを掛けやすい


ヘキサゴンボルトをチョイスします。


緩み防止対策として


平ワッシャー、スプリングワッシャーを併用しています。


締付けトルクは　約２５Ｎｍ　。


ロックタイト等の　”緩み止め剤”　を


塗布すべき処なのでしょうが


高温部位のため効果は無いと判断し


その代わり


ワイヤロック方式　を採用してみました。　





更には


タービンおよびエキマニに


振動防止用のステーを


追加したいところなのですが


・物理的スペースの問題
・請けた予算の問題
・オーバークオリティーの問題


などの諸疑念が考えられますので


今回は、このまま搭載することに致します。





なにぶん、すべてが前例無しの手探り状態。。。


万が一、またガスケットが抜けても


クレームって言わないでね、、、さようなら。。。