東京と金谷。距離にして約60キロ、車で約1時余間。それだけの距離なのに仕事のやり方や時間の捉え方が全く違います。
先月初旬、浄化槽設置を含むリホーム工事を地元の大工さんにお願いしました。ところがなかなか仕事が始まらない。ようやく始まったと喜んでいたら、遅々として仕事が進まないのです。その理由は、”無理がない、無駄がない”という仕事の仕方のようなのです。
大工さんですから、いろいろな職人さんを使うわけですが、それぞれの職人さんが必要最小限の人数しか抱えていないのです。限られた(無駄のない)人数で、やりくりしながら(無理のない)仕事をしている、ということが原因だとわかりました。
東京では考えられないことですが、これも田舎だからこそ出来ることなのかもしれません。少し事情が分かってきた今、のんびりと待つことにしようと思い始めています。