今年はたくさんイチョウを愛でました。
午後の光に、キラッキラと輝いていて。
それはそれはきれいでした。
風の強い日で、揺れて、反射して、キラキラ、きらきら。
この写真の下の方に、その輝きがあるのが、見えるでしょうか?
こんなに広大に敷き詰められた景色を、初めて見た気がします。
夕暮れの景色。
夕日に照らされて。
イチョウの道。
夕日があたって、きらめく葉。
イチョウと言えば、『クレヨン王国 シルバー王妃花の旅』の〈きのこがり競争〉です。
風が、風邪引いて、木枯らしが吹かなくて(笑)、イチョウの葉が一枚も散っていないという、まっ黄色のみごとな並木道。
見上げても青空がのぞくスキマはなく、黄色の扇に埋めつくされた、まっ黄色の世界。
そこでみんなは、今まで黄色だと思っていた色が、よくわからなくなります。
もっとグレーっぽくて・・・、みどりが混じってて・・・、いや、ピンクが混じってる??
「みんなが、なんの色をどんな色だといっているのか、さっぱりわからなくなってくるような色だわ。」
このシルバー王妃の言葉は、色をたのしむ私にとって、すごく大切に思う言葉です。
人によって、どんな色に見え、どんな色に思うのかはそれぞれ。
『色』のたのしさの、本当の大きさは、そこなんじゃないかと思います。
色の数だけの大きさじゃない、無限の世界があって、そしてそれは、ほんとうにたのしいことなのだと思います😊
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